「佐久の季節便り」、「浅間山」が初冠雪…、九月二日のお月さま…。

早朝、起き出せずに布団に包まり、ラジオに耳を傾けていました。

「全国食べ物うまい物」では、「里芋・土垂(どだれ)」を紹介していました。

落合恵子の絵本の時間では、「ブーちゃんだいじょうぶ」を紹介しました。

ようやく置き出して、外を見ると、辺りは霧に包まれて遠くは見えません。

居間に降りると、部屋の温度計は17度を示しています。

アメダス、最低気温は9.7度((6:46)、一桁の気温が続きます。

日曜日なので、趣味の園芸をテレビ視聴して楽しみました。

その後、午前中は、洗濯をしたり「薩摩芋・焼き芋」作りをしたりの家事仕事…。

 

午後は、早め野良回り…。

びっくり、浅間山が雪を頂いています。

f:id:yatsugatake:20201018145028j:plain

そう言えば、ラジオやテレビが浅間山・初冠雪」を報じていました。

平年より10日早いそうです。

休耕田・「第二賢治ガーデン」も、秋の佇まいです。

「浅間に、雪が3回来れば、里にも雪が来る…」、昔からの言い習わしです。

そろそろ、冬支度にかからねば…、急かされます。

f:id:yatsugatake:20201018144930j:plain

「ハス田」では、「枯れ蓮(はちす)」の季節に…、こちらも片付けをしなければ…。

f:id:yatsugatake:20201018144513j:plain

畑では、「のらぼう菜」の定植、「食用ほおずき」、「春菊」の収穫…。

「落花生」を2株ほど掘り上げて収穫…。

下仁田ネギ」株間の除草と土寄せ、「玉ねぎ」「大蒜(にんにく)」の補植、施肥…。

5時の合図が流れる頃には、辺りは薄暗くなり、「二日月」が観られるかどうか…。

急いで、帰宅しました。

今日は、旧暦・九月二日、久しぶりに、西空に雲が少なく、「二日月」が観られそうです。

日の入り時刻、17:07(長野)、月の入り時刻、18:16(長野)

月齢は1.3   時間差は1時間10分ほどで可能性はあります。

望遠レンズを持って、西の空き地へ急ぎました。

ヤッター、細い「二日月」が、西空に見えました。(17:39)

f:id:yatsugatake:20201018173920j:plain

見えやすい場所に移動して、また撮りました。

2分後、更に下がった「二日月」です。(17:41)

f:id:yatsugatake:20201018174122j:plain

条件が揃わないと、なかなか観られない「二日月」です。

家に来ていた、中2の孫娘にも自慢しました。

アメダス、最高気温は13.7度(14:25)、気温が上がらない寒い日でした。

軒先の洗濯・干し物も乾き切れませんでした。

 

「佐久の季節便り」、「心の目で見よう、新月の月」、「ひろば」で<月>の会…。

予報どおり、未明から「雨」が降り続いています。

裏のグランド・空き地には、久しぶりに水が溜まっています。

アメダス、最低気温は8.4度(6:44)、雨は降り続き、気温は上がらない予報です。

昨日の野良土産・試しに採った「落花生」の1株、冷たい雨に打たれています。

f:id:yatsugatake:20201017090100j:plain

まあまあの出来、果実に近寄ってみました。

初物・取り立ての実を塩茹でにして、味わうことにしましょう。

生産者の特権、「こてえさんねー」美味しさをお試しあれ!!

f:id:yatsugatake:20201017090157j:plain

今日は、旧暦、九月朔日(ついたち)<月>の会も例会日です。

「雨降りの日に、<月>の会を開くの…?」

「当たり前、雨が降っても、お月様は天高く御座(おわ)しますから…。」

新月のお月様は、太陽と重なるような近い所にいます。

「かんじんなことは、目に見えないんだよ。」(『星の王子さま』:サン=テグジュペリ

「みえないものでも、あるんだよ。」金子みすゞ

空を見つめて参会の皆さんは、見えない「新月」を心の目で見ようとしていました。

『月暦』(制作;志賀勝で、新月の動き」を調べました。

月の出時刻:5:54(東京) 南中時刻:11:49(東京) 月の入り時刻;17:34(東京)

今の時刻、午後1時半、新月のお月さまは、南中から西空へと移っているのです。

 

「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません。」

雨の「賢治ガーデン」をざっと、観察して回りました。

「エビスグサ・ハブソウ」の種子を提供してくださった方も参加しました、

マメ科植物エリアで、特徴の細長い実を付けている様子を観て、喜んでいました。

場所を「シェルター」に移し、三密を避けて座り、お茶を戴きながら情報交換会…。

<月>の会・会員の、他紙・『通信』への寄稿文も見せていただきました。

「松・松葉の効用」、サウナ槇風呂「きりん」体験の感想 

さらに、「ハブ茶」 「蔓紫・果実」の酢漬け

次回の<月>の会は、「十三夜の名月」・月待岩村田城址で開くことを決めました。

初物・「甘柿」をお土産にいただきました。

夜食のデザートは、いただいた初物・「甘柿」です。

f:id:yatsugatake:20201017155004j:plain

一日中降り続いた雨は、夜8時頃にようやく上がりました。

雨量は、24.0ミリ(2時〜20時)

アメダス、最高気温は9.5度(11時頃)、冷たい雨の降る、肌寒い一日でした。

 

「佐久の季節便り」、爽やかな「秋晴れ」、予報に反して…。

気象情報は、長野県に「濃霧注意報」…。

窓を開けてみると、「浅間連峰」が「雲」に包まれています。

しぼらく見ていると、刻々と「雲」が消えていきます。

「霧が霽れると、素晴らしいお天気に…。」と、体験上よく知っています。

「ひろば・賢治ガーデン」に着いた頃には、素晴らしい秋晴れに…。

整枝を進めた「賢治ガーデン」からは、浅間山」がバッチリ見えます。

北陸新幹線小海線が、高架で横切り、高い建物が邪魔していません。

f:id:yatsugatake:20201016111346j:plain

「賢治ガーデン」で、混み合った木々の整枝作業を進めました。

落ち葉の掃き掃除していると、、見慣れたオレンジ色の実が落ちていました。

見上げると、「榎(えのき)」の木に、結実した黄色の実が確かめられました。

5ミリほどの小さな粒ですが、薄い皮の部分が甘くて香ばしいのです。

たくさん生れば、野鳥たちが飛来して、啄むはずです。

オオムラサキ(大紫)」蝶はちょっと難しいかも…。

人間には、目の保養・心身爽快に役立ちますね。

f:id:yatsugatake:20201016132016j:plain

午後も、素晴らしい秋晴れが続きます。

軒先に置いた「山ぶどう」・「三角蔓(さんかくづる)」の実が青黒く完熟しています。左に、「棗(なつめ)」の葉が黄色く美しい…。

f:id:yatsugatake:20201016150638j:plain

「散髪」を考えましたが、外仕事を優先し野良回りに…。

休耕田入り口・坂の刈払い除草をしていると、「ハスの実」を所望する人あり…。

「種子を播いて、育てたい…」とのこと、「時期になったら、球根・地下茎を差し上げますよ…」と約束しました。

我が家の田んぼは、知らない間に取り入れが済んでいました。

f:id:yatsugatake:20201016165421j:plain

「コンバイン」方式・稲刈りなので、あっという間の出来事…と思われます。

それにしても、子どもの頃の稲刈りが懐かしい…。

「迷路」を作るように、刈り進んで…、遊び感覚でしたね。

それでも、親は「やめろ」とは言いませんでした。

写真・遠方の山並みは八ヶ岳連峰」で、正面・右側は北八ヶ岳です。

右端の独立峰は、北八の主峰・蓼科山(2530メートル)です。

 

夕方になって、空には雲が広がりました。

アメダス、最高気温は18.0度(14:54)、秋の爽やかな一日でした。

明日は、転じて90%の確率で雨…、しかも気温は上がりません。

旧暦・九月の朔日、<月>の会の月例会…。

あいにく、雨天の開催になりました。

 

「佐久の季節便り」、「丹波の黒豆」、今年も「枝豆」で味わう…。

今朝も、不安定なお天気…。

一応、高気圧に覆われているのに…、不思議ですね。

アメダス、最低気温は12.1度(6:57)、日中も気温は上がらない予報です。

庭先に出ると、虫の音はとぎれとぎれ…、秋の気配が感じられます。

「杜鵑草(ほととぎす)」の花も咲き始めました。

f:id:yatsugatake:20201015082943j:plain

近寄って、花を側面から撮りました。

f:id:yatsugatake:20201015083033j:plain

名前の由来について、『広辞苑』を引用します。

「和名は花の模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似るため」とあります。

なるほどね…、確かに斑点は特徴となっています。

日中は、日差しが無く、暑くも寒くもない外仕事日和…。

そこで。気になっていた庭木の枝払いを進めました。

「山茱萸」、「山法師」、「夏椿」。「櫟・一位」、「梅」、「四手辛夷」などです。

だいぶスッキリしました。

裏道わき花壇、「コスモス」、「鳳仙花」、「泡立草」など、倒れかかった株を処理しました。

早くも、冬越し・春花壇を念頭に置いての作業になりました。

来週の放送資料を、Fmさくだいら放送局に届けました。

駅周辺の植え込み・樹木は紅葉が見頃になっていました。

特に、ケヤキ(欅)」の紅葉は、赤・茶・黄色に色分けが観られ、見栄えがします。

ホームセンターに寄って、文房具などの買い物…。

最盛期のリンゴ、「秋映」、「シナノスイート」が、スーパーのように袋入で売られていました。

 

やや、遅くなったが野良回り…、我が家の田んぼは、まだ黄金色の稲穂でした。

今年の休耕田は、水浸しで作物が枯れ、大変な目に遭いました。

特に、例年楽しみな「大豆」は、例年の1割ほどか…。

丹波黒豆」を「枝豆」用に数株採って、野良土産に…。

畑では、「のらぼうな」を移植し、「春菊」を摘んで野良土産に…。

5時を回ると、辺りは薄暗く、肌寒く、急いで帰宅しました

夕食後、丹波黒豆」・「枝豆」を茹でる準備…。

莢は、不揃いですが、丸々と太っています。

f:id:yatsugatake:20201015190213j:plain

茹で時間は、やや長めに5分ほど…。

茹で上がり、手前、莢の中の種子は、やはり黒い薄皮を被っています。

ところが、これが美味しいのです。

まさに、「癖(くせ)」になる味です。

ここ何十年も、欠かさずに楽しんできた、掛け替えのない「味覚」です。

今年も、「入院の病院で絵食べた…」、夫婦で思い出話をしながら味わいました、

f:id:yatsugatake:20201015191906j:plain

アメダス、最高気温は15.2度(13:34)、午後は寒くなってきました。

夕方のテレビで、先日の岩村田小学校の運動会・教室中継映像を観ながら応援…、が放映されました。

「佐久の季節便り」、岩村田城址の土手で、「枳殻(からたち)」の実が黄色に熟し…。

早朝5時、空には厚い雲が…、東の空に「二十七日」の細いお月さまは見えません。

これだけお月さまに出会えないのは、天候不順と言わざるを得ません…。

アメダス、最低気温は12.0度(3:20)、日中もお天気はスッキリしない予報です。

朝イチ仕事は、「埋め立てゴミ」出し、針金入りガラスの破片などをまとめて出しました。

庭先には、昨日持ち帰った「賢治ガーデン」・ダリアの切り花です。

この後、妻が花瓶に挿し替えてくれました。

f:id:yatsugatake:20201014082731j:plain

朝、教育会館から電話で、「会館の土手に植栽されている、針のような葉先の植物の名は…?通学路なので危険では…?」と、問われました。

しばらく考えて、「ユッカ・キミガヨランが思い浮かび、一応お答えしました。

次は、10時に「佐久我が市(まち)」の曲が聴こえて、移動図書館車・「草笛号」の巡回日、6冊ほど交換しました。

『発酵のきほん』『薬味食堂』『水煮缶簡単レシピ』…、借りた本は、食生活の内容が目立ちました。

高齢になって、健康志向が強まったのでしょうね。

 

電話で問われた植物について、近くの教育会館に自転車で、出かけました。

其の植物は、思ったとおりリュウゼツラン科のユッカ」でした。

子どもたちの通らない、会館裏の空き地に移植することをお勧めしました。

ついでに、今月のFm放送の資料作りのために、岩村田城址を訪れました。

大土手の「枳殻(からたち)」の実が、黄色に熟していました。

城を護る土手は、非常に高く、隣に立つ「皀莢(さいかち)」とともに、危険な棘があるので、子どもたちへの注意が必要です。

f:id:yatsugatake:20201014105405j:plain

道路わきに「アキカラマツ(秋唐松)」が生えていて、城址に薬草が残っていることを再認識しました。

放送予定の「野葡萄(のぶどう)」の実が、色づき始めていました。

日が経つと、実の色が、どのように変化するでしょうか…。

f:id:yatsugatake:20201014103336j:plain

帰宅して、夜までに、放送資料を一応仕上げました。

 

各地から、金木犀(きんもくせい)」の花便りが聞かれます。

我が家では、妻が娘の家から「柊木犀(ひいらぎもくせい)」の枝を持参しました。

10年以上も前に、住宅新築記念に植えた樹木で、ようやく花を見ました。

f:id:yatsugatake:20201013175059j:plain

「ヒイラギ」と「ギンモクセイ」との交配種とか…、この香りは、大いにお気に入りです。

夜に、小雨がパラパラ…、やはり、天気が不安定です。

アメダス、最高気温は21.2度(13:56)、肌寒い一日でした。

「佐久の季節便り」、「箒草・コキア」が、10月中旬に紅葉し…。

晴れていますが、「浅間山」の山頂は雲を被っています。

今朝は、冷え込みが緩みましたが、家の周囲でも「紅葉」が進んでいます。

テレビの気象情報で、東京・渋谷・NHK周辺のカツラ(桂)」の葉が黄色に変わり始めた…と、報じました。

アメダス、最低気温は15:7度(6:40)、日中は晴れたリ曇ったり…の予報です。

裏道わき花壇で、「箒草・コキア」の葉がすっかり紅葉しました。

キャビアの代用にもなるという、果実も完熟間近のようです。

f:id:yatsugatake:20201013071639j:plain

背高の「藤袴(ふじばかま)」にも劣らず、存在感がありますね。

f:id:yatsugatake:20201013071556j:plain

今日、火曜日はボランティアの活動日です。

先ず、UEVC(上の城環境ボランティアクラブ)で、招魂社・社務所下の刈払・除草…。

「藪萱草(やぶかんぞう)」の新芽がぐんぐん伸び出していて、びっくりしました。

岩村田小学校正門わきの土塁(どるい)の周りに、白詰草・クローバー」を補植しました。

城址から下に降りる山径(やまみち)の整備作業も着々と…。

11時終了のミーティングで、「七竈(ななかまど)」、「梶の木」、「穂咲き宿り木」の名札を設置しました。

それと、岩村田城と藩主(殿様)が登場する浅田次郎歴史小説『一路』を、改めて紹介し購読することを勧めました。

文庫本の表紙・カバーの中央に、岩村田一万…、内藤志摩守 余は忙…「ひーちゃんやーい」が読み取れることも話して…。

「近頃、岩村田城址県外ナンバー車が訪れている…」ということです。

「さもありなん…」岩村田城址は、もはや「全国区」の存在ですからね。

f:id:yatsugatake:20201012101945j:plain

「読書」に関して、11日付読売新聞・コラム・編集手帳を引用します。

古本で買った『川柳漫画全集』明治の巻に、こんな句があった。<図書館に入りぬ眠りぬ出て行きぬ>。語調は<来た、見た、勝った>に似て、とぼけた味がある。◆かと思えば、きまじめな人もいる。昭和の作家、中野重治は中高生の頃、試験勉強をする者がたくさんいて<図書館をけがす仕方のように思った>と書いている(「司書の死」)。それが本来の利用法ではあるまいと。◆いつぞや調べ物に寄った際、当欄も考えさせられた。年配の方がカウンターで、とある月刊誌がないのかと尋ねていた。館員は定期購入の対象ではない、どうしてもご希望なら次年度、検討しますと説明に努めたが、気まずい雰囲気が伝わってきた。◆昨今は雑誌も安くはない。生活費の都合だってあるだろう。図書館にしても幅広い層に読書機会を提供するのが使命である。とはいえ何でも買って、タダ読みさせるスポットでは困る◆閲覧後、やっぱり欲しくて<来た、見た、買った>となればいいが、さもなければ出版社は傾き、早晩、雑誌自体が出なくなる。さてどうしたものか、読書の秋、図書館にも思いをはせたい気がする。

論調に、小生も同感…、文庫本なら尚更のことで、ポケットに忍ばせておいて、いつでも出して読めばいいのです。

 

岩村田城址」に続いて、「ひろば・賢治ガーデン」へ移動…。

早咲きの「野菊」が、開花し始めました。

f:id:yatsugatake:20201013135331j:plain

倒れかかった「ダリア」を起こし、周囲に蔓延ったマイクロトマトを取り除きました。

「萩(はぎ)」や「芒(すすき)」は株元から切り取り、周辺をスッキリさせました。

芽生え始めた「日本水仙」の球根を、南斜面に移植しました。

来園されたお二人が、ダリア・球根の冬越しはどうしたらいいか…」と、尋ねました。

「日のよく当たる場所なら、深めに土盛りしておけば、大丈夫ですよ。」と、経験の基づいて、お答えしました。

カンナは寒さに弱いので、ポリトロ箱に入れて、籾がらで覆い、室内に置く…」と、言い添えました。

「量が多いから、カンナは大変ですね…。」と、労いの言葉をいただき、嬉しかったです。

 

今日は、日傘しても気温が上がりません。

アメダス、最高気温は22.5度(12:50)でした。

明日も、晴れたり曇ったり…、スッキリしないようです。

「佐久の季節便り」、「ペンタス」・を部屋からベランダに出して、日光浴…。

久しぶりに朝から晴れて、「浅間山」も見えています。

朝イチ仕事は、洗濯干しと可燃ゴミ出し…。

アメダス、最低気温は13.9度(4:05)、冷え込みは緩んでいます。

寒い日が続いて、ベランダから部屋に避難した鉢物を、今朝はベランダに出して日光浴…

ペンタスは、やや寒さに弱いとか…、部屋で冬越しさせるつもりです。

後ろに見える「アボカド」幼木も、同様です。

f:id:yatsugatake:20201012101708j:plain

さて、今日は高齢者優先で、インフルエンザの予防接種を受けます。

診察もセットとのことで、久しぶりに主治医の先生にお会いしました。

野良仕事や力仕事は遠慮して、読書をしよう…。

帰り道に本屋に寄って、『文藝春秋』11月号を購入、2冊ほど注文しました。

選んだ本は、浅田次郎歴史小説『一路』です。

巻末に地図、蒔坂左京大夫参勤行列が歩んだ中山道 

◎囲みは宿泊地 「田名部」は架空の地名

f:id:yatsugatake:20201012185316j:plain

ほぼ真ん中に、岩村田日本橋から22番目の宿場が見えます。

岩村田宿には、城下であることから遠慮して、「本陣」・「脇本陣」はありません。

宿泊地は、本文中に「龍雲寺」とあります。

文庫本・下巻の表紙カバー・絵 その一部に岩村田宿 内藤志摩守 が見えます。

f:id:yatsugatake:20201012101945j:plain

其の五 風雲 佐久平 本文の一部を引用します。

 信州佐久郡岩村田は、内藤志摩守一万五千石の御陣下である。

 当主志摩守正誠(まさあきら)は弱冠十七歳ながら、奏者番の大任を務めている。父が早逝したため、若くして祖父の跡を継いだのである。(中略)

 岩村田の殿様は、どうやら天狗になっておいでのようじゃの。たかだかの陣屋大名が城を持ったぐらいで、お出迎えは用人ひとり、到着の使者を立てれば御殿様がお運びになるどころか、そちらから挨拶に来いとは無礼も甚だしい。ここまで恥をかかされるくらいなら、さっさと乗り打ちすればよかったわい」〜佐久間勘十郎はぐずぐずと唱え続けた。(中略)

 遅いー。

 内藤志摩守は広敷を歩き回りながら、しきりに床の間の西洋時計を見た。

 日が傾けば寒うなって、藤ヶ城の案内ができぬではないか。あの父親気取りの陣屋旗本に、分限のちがいを思い知らせるまたとない機会じゃというに。

 

文庫本の「帯」に、ドラマアンコール放送 決定! 国民的人気小説 

佐久市の皆さん、是非、手にとって読んでみてください、

 

秋晴れ、軒下に置いた「バケツ稲」稲穂が黄金色に…。

花巻市石鳥谷の板垣農園から送られてきた 、正真正銘の「陸羽132号・賢治米」種子から育ちました。

6月5日に届いてから播いた、冷害に強い、宮沢賢治奨励米の面目躍如です。

f:id:yatsugatake:20201012134259j:plain

20年以上、標本的に育て続けている籾と、違いがあるかどうかを比較観察してみます。

 

アメダス、最高気温は、24.9度(12:20)、辛うじて「夏日」」は免れました。