2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

旧暦「月暦」如月二十二日。午後になって、肌寒くなってきました。

昨夜のお月様の姿に出会えたのは結局、今日になって30分も経ってからでした。 東の空に、日頃はあまり見慣れないためか、奇妙な感じさえする形と色をした、お月様でした。やや暗いオレンジ色で、右半分がほとんど欠けていました。 最近は、このお月様を意…

旧暦「月暦」如月二十一日。今日もぽかぽか陽気でした。

昨夜遅く、二十日のお月様が東の空に昇るのを見ました。 寝床に差し込む月明かりを楽しみながら寝て、そして今朝早く西の空に移ったお月様を見送りました。 二十日のお月様は、宮澤賢治の作品に数多く登場してきます。滝平二郎の『モチモチの木』の主題に大…

旧暦「月暦」如月二十日。曇りから晴れて、春の陽気でした。

朝のうちは、曇り空。たちまち雲が切れてきました。 浅間山はと見ると、里の昨日の雨がそのまま真っ白に雪化粧をしていました。 春の日につられて外に出て見ると、風はありましたが冷たいほどでもなく、心地よい感じでした。 オウバイが、別名の「迎春花」よ…

旧暦「月暦」如月19日。昨日とは打って変わって、冷たい雨降りにな

朝からどんより曇り空。植物にとってはこの春三度目の「木の芽起し」の雨になりました。 昨日、庭の片づけをしたことは、大正解でした。 サンシュユの蕾が一層膨らんで、樹全体が黄色っぽく見えるようになりました。 先日の雪を割って顔を出したカタクリも、…

旧暦「月暦」如月十八日。春のぽかぽか陽気になりました。

昨夜からのお月様と木星がどうなったか、夜中と明け方に起きて観察しました。 やはり木星を従えて、空にありました。そして、当然のことながらはっきりとお互いの位置を変えて、近づいていることに気がつきました。つまり、月の見かけ上の動きが速いことが分…

旧暦「月暦」如月十七日。相変わらず不安定な天気の一日でした。

朝日の中で、雪がチラチラしていました。 このところの不安定な陽気からは、人間の体は春を感じられません。その点、植物は立派なもので、例えばスイセンなどは花首をぐんぐん伸ばし、桜の蕾はどんどん膨らんできています。温度を累積して感じるのでしょう。…

旧暦「月暦」如月十六日。未明より強風が吹いて吹雪、大荒れの一日で

未明より朝まで強風が吹き荒れていました。 風だけと思って、起きてみると意外や猛吹雪でびっくり。とりあえずいつもの通り雪かきを一回、でも雪は降り続きました。冬型の雪にしては湿っぽい雪で、風が強いために吹き溜まりになっているので、難渋しました。…

旧暦「月暦」如月十五日。積もった雪が融けましたが、午後には曇って

意外だった昨夜の雪が、朝の冷え込みで固まっていました。 いつもの通りゴミステーションと道の歩行部分だけを、律儀に雪かきをしました。 ロウバイが6個ほど、雪をかぶって咲いています。暖かいところでは1月のうちに咲くのが当たり前ですが、この信州佐…

旧暦「月暦」十四日。かなりの雨が降り、意外にも夜は雪になりました

春雨だと喜んで、軒下の花木の鉢も庭に出して、雨に当てました。 サンシュユの蕾も膨らんで、遠くからも鮮やかな黄色が目に入りました。 朝のうちは、ありがたい「木の芽起しの雨」と思っていました。雨は、午前中からずっと、かなりの量が降り、気温は上が…

旧暦「月暦」十三日。二度目の「木の芽起し」、春雨になりました。

朝から曇り空、予定通り午前中に野良仕事に出かけました。昨日のうちにまとめておいた野菜や豆などの枯れ枝を、遅ればせながら焼却処理をしたのです。 最近は近くに住宅が出来たので、春恒例の「土手焼き」は、勿論行えませんし、田畑の収穫後の始末にも神経…

旧暦「月暦」十二日。春の冷たい強風が吹き、午後は穏やかな野良仕事

朝、起きてみると、申し訳程度に積雪がありました。 裏窓を開けると、「グェーイ」と、オナガの群れがイチョウの枝を飛び回っていました。 ざっと、20羽以上の珍しい大群が朝日を浴びていました。 これはチャンスとばかりに下へカメラを取りに、そして元の…

春分の日、旧暦「月暦」如月十一日。空模様が不安定な一日でした。

「暑さ寒さも彼岸まで。」の言葉とおり、穏やかな朝を迎えました。 月例の「探鳥会」に、新調の双眼鏡を携えいそいそ出かけました。 貯水池には、水鳥たちが静かな水面をゆったりと雄雌が寄り添って泳ぎ回り、時々潜ってはえさをとっているようでした。築島…

旧暦「月暦」如月十日。日が差しても、冷たい強風が吹いて、寒い一日

朝からツグミが、春の日差しを浴びて庭先を飛び回っていました。体つきや活動振りが充実してきているように感じられました。あとひと月もすれば、北国へ飛び立つわけですから… お彼岸を迎えて、日中の光はかなり強いのですが風が冷たいといったらありません…

旧暦「月暦」如月九日。麗かな春の光に満ちた一日でした。

通勤途中、車のラヂオから、若者たちの門出を祝う歌が流れていました。10年も前流行っていた岡本真夜の「tomorrow」や「思い出がいっぱい」… 「涙の数だけ強くなれるよ…」 「おとなの階段昇る、きみはシンデレラさ…」 今日は、昨日の春雨がうそのように晴…

旧暦「月暦」如月八日。待望の春雨になりました。

予報とおり、朝から曇っていつの間にか雨になっていました。 これで、春が一気にやってくるでしょう。今日は偶然にも「お彼岸の入り」でした。 「木の芽(このめ)起し」の雨、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおりでした。 低温・乾燥注意報も一休み、火事の…

旧暦「月暦」七日。今日は、ここしばらく待ち望んでいた、春の陽気に

今朝の空は穏やかにアカネ雲広がり、風もまったくありません。予報通りのよいお天気になりそうです。 春の日を受けた地面が暖まって、ホカホカになってきているようです。どこからかツグミが現れて、用心深くえさを探しては啄ばんでいます。どれほどの食べ物…

旧暦「月暦」六日。不安定なお天気の一日でした。

朝は、相変わらず冷え込みました。 裏のイチョウの木の枝いっぱいに、カワラヒワが群れていました。そこへ、やや大型の鳥が数羽音もなく飛来してきました。特徴のある尾の形から、「あの鳥だ」と思うまもなく、「グェーイ」の声がして、オナガだと判明しまし…

旧暦「月暦」如月五日。山陰地方は大雪、信州も真冬のような寒い一日

朝、起きて来たの窓を開けると雪の浅間山が目に飛び込んできました。噴煙が南東方向に、太い帯になって流れていました。昨日、上州路で頭上に見たそのものです。空が晴れて、浅間の山腹や噴煙の様子が、はっきり見えたのは本当に久しぶりなことです。 屋根の…

旧暦(月暦)四日。強い寒波、冬型の寒い一日でした。

今日は朝から晴れ。外は、上州名物「空っ風」が吹いて寒いのに、車の中は暑くて、冷房を効かせるという奇妙な現象というか、体験でした。 車を走らせると、正面に小さく浅間山が見えました。見事な白銀の山。そこから、煙が頭の上を大きく覆って棚引いてきて…

旧暦(月暦)如月三日。冬型、風がむやみと強い一日でした。

今日も、浅間山麓は雪雲が渦巻いていました。日が出ているのに、冷たい風が吹き荒れて、雪が舞う寒い一日でした。 日を受けて地温は確実に温まっているようです。フキタンポポが見事に黄色の花を開いていました。 午後からは、高速道で碓氷峠をくだり、上州…

旧暦(月暦)如月二日。春雨になりました。

しばらく前の氷点下の厳寒はどこへやら?しっとりとした空気が体を包み、春の到来を実感しました。旧暦の二月に入ったとたん、ぐんと春めきました。昨日よりまたロウバイの花が数を増し、マンサクの花びらが長く伸びています。木の芽もふくらんできました。 …

旧暦(月暦)、如月の朔日(ついたち)。いよいよ春めいてきました。

「月」が改まりました。旧暦の二月「如月」に入りました。 「もしかすると…」と、期待を込めて窓越しに見ると、ロウバイの花がはっきりと見えます 庭に出て見ると、やっぱり待望の花が開いていました。「それではと…」と、次にマンサクを見に行きました。花…

「月暦」正月二十九日は晦日(つごもり)。すっかり春めいた一日でし

今朝も6時起きして、ベランダに立ちました。 日の出時刻が6:07(長野)月の出時刻が5:37(長野)期待と不安とが入り混じった細い細いお月様との出会いでしたが、すでに空は白みがかった茜色に染まり、その中に溶け込んでしまったようです。肉眼で見…

「月暦」正月二十八日。お月様がいよいよ細くなりました。

今朝も6時起きで、ベランダに出ました。お月様は空に、予想より高く上がっていました。 いよいよ細くなりましたが、でもしっかりと存在を主張しています。 夕方の二日月、三日月が、宮澤賢治が表現するところの「黄金の鎌」としての主役ならば、今朝のよう…

「月暦」正月二十七日。春めいて、心が和むようなお天気の一日でした

旧暦正月二十六日の残月を是非とも見ようと、早めに就寝したのですが、目覚めたら、もう6時近くでした。 月の出時刻が4:15(長野市)なので、5時起きして見たかったのです。 なぜって?月齢26ほどの細い細いお月様が、できるだけ横になった形で上が…

「月暦」正月二十六日。旧暦「二十六夜待ち」の日です。

今朝もうっすらと、積雪がありました。ほうきで掃く程度だったので助かりました。 さらに、日中は春の日差しによってたちまち融けてしまいました。 残念なことに、昼間のお月様を見逃してしまいました。 さて、ここで疑問があります。今日の月の出時刻が、午…

「月暦」正月二十五日。二十四節気の「啓蟄」ですが、午後は雪曇とな

昨日のお月様は「下弦」。雲が西から東へとせわしく動いている空に、朝の白いお月様が時々垣間見えました。もはや翌日の月なので、半月よりも欠けていました。 わずかにあった積雪も、午前中の日差しで融けてしまいました。そしてまた、新手のどんよりとした…

「月暦」正月二十四日。またぞろ「上雪(かみゆき)」でした。

予報とおり、積雪がありました。一度は止むかなと思われましたが、たちまち大降りになりました。春の雪らしく湿り気の多い雪でした。佐久地方の方言、「上雪」でした。テレビでは、「典型的な関東地方の雪」と、表現していました。つまり、南岸低気圧に寒気…

「月暦」正月二十三日。曇って、異様な暖かさは雪になりました。

朝、起きてすぐに昨夜のお月様を見ました。 雲が流れていて、現れたり隠れたり、なんとか写真に収めました。 天気予報によると、これからしばらくはお月様に会えないかも知れません。 日中は曇り、温度も上がりました。そして、予報どおり夜10時過ぎ、雪が…

「月暦」正月二十二日。お月様が美しい朝でした。

昨夜は、月の出を待たずに寝床に入ってしまいました。 朝のお月様を見るつもりで気にかけていたので、6時前に目が覚めてしまいました。 カメラを枕元に置いてあったので、手にとってベランダに出て見ました。 まだ日の出前なので、お月様は黄色がかっていま…