2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
三月末日、旧暦三月三日(桃の節句=ひな祭り)の朝に、真冬の冷え込みになりました。 伸び始めていたカタクリの葉が、緑黒色に凍みてしまいました。 画像がその様子です。 枯れてしまうかなー。もう諦めるほどでした。 日が差してきて、10時頃見に行きま…
朝4時の気温が、氷点下3.2度。 鉢に張った水が、全面結氷していました。 表面に、白っぽいものが…。よく見ると、ヒマワリの種の殻です。 画像がその様子です。 そこにある訳がすぐに分かりました。昨日のカワラヒワたちの食事の跡であることは、明らかで…
7時ごろから雪が舞い始めました。 花で、木全体が黄色く見えるサンシュユ。暖かくなって、咲き始めたばかりなのに…。 「名残り雪」になるんでしょうか?そろそろ、そう願います。 そんな中を、小鳥たちがせっせと餌を啄ばんでいます。 撒かれたヒマワリの種…
サンシュユ(春黄金花)の花が、咲き始めました。 サンシュユの花は、枝先に散形花序で、20個ほどの花がまとまって着きます。 しばらく前から、花序の中の花の蕾が現れて、木全体が黄色くなってきていました。 今朝見ると、このところの暖かさでポツポツと…
画像は、常緑樹のユズリハ(譲葉)です。 岩手県花巻市の花巻温泉「松雲閣」の植え込みのものです。 寒風が吹きすさぶ佐久地方では、まず育ちません。従って、見かけることはありません。 北国の花巻で、よく育つなーと感心しました。 艶やかな葉、赤色の葉…
今朝の二十七日のお月様を期待して早起きしましたが、残念曇り空でした。 ホテル11階、部屋の窓を開けると、朝の冷たい空気が流れ込み、台川のせせらぎが耳に心地よく聞こえました。 そして、うす白く花巻市街が、昔の電車道に沿って遠く望めます。 これが…
4:30に掛けておいた目覚まし時計が鳴りました。 起きると、ガラス窓越しに月明かりが…。 結露が凍りついたガラスを手のひらで暖めて見ると、お月様が昇っています。 山の端に近く大気のためにやや赤みがかり、ヤマブキ色といったところです。 船形は、や…
お正月の「七草セット」の植物を、水や土に挿して、ずっと窓辺に置いて様子を見てきました。 最近になって元気に伸び出し、特にハコベ(繁縷)は、花まで咲かせました。野外のハコベはどうだろうか、庭先を見ると、こちらもやはり花が咲いていました。しかし…
昨夜来の降水量は、トータル4.5ミリ。 内陸の佐久市でも降り始めは雪が混じったものの、後は雨になりました。いわゆる、「催花雨」=「木の芽起こしの雨」となって、予報が外れたことは、かえって幸運でした。 雨が上がって気持ちのいい日、山室静先生の七回…
鮮黄色のクロッカスの花が、昨日あたりからポツポツ咲き始めました。 つい二、三日前に芽が出たばかりなのに…。 家の庭では、草花で春一番に咲き始める花です。本によっては、冬の花に挙げられているほどですから、今頃に?と思われるかも知れません。 子ど…
今日は春のお彼岸の中日。 「デーデーッポッポー、デーデーッポッポー…」。 寝床まで、キジバトの声がのどかに聞こえてきます。 今朝は風も弱く花曇り、「二十一日の残月」は白い空に溶け込んでしまいました。 午前中配り物をしていると、やや肌寒いもののさ…
昨夜の「二十日月」の残月(有明の月=暁月)を見ようと、6時に起きました。 期待通り、南西の中空にぽっかり白く浮かんで見えました。 雲ひとつない青空に浮かぶ朝の月、なかなかいいものです。 画像は、松の梢越しに撮ったものです。 早起きしたおかげで…
千曲川べりを、車を走らせました。 川原の植物は、まだ冬のたたずまいです。 「〜緑なす繁縷(はこべ)は萌えず 若草も藉(し)くによしなし〜」 島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」(落梅集)を口ずさみながら、「まだ春は早いなー。3月今頃に詠んだのか…
「…寒さも彼岸まで。」冷んやりした中にも、春らしい朝でした。 のんびり朝ドラを見ていたら、日ごろ見慣れない小鳥が餌台に…。 カワラヒワではありません。そう、「ジョウビタキ」が久しぶりに訪れました。薄茶色、翼に白い紋がはっきりと見えます。色具合…
未明から吹き荒れていた、風の音に起こされました。 外を見ると、まとまった雨量になったようです。木の枝がしっとりと濡れています。「木の芽起こし」の雨、遠目にサンシュユの木全体が黄色味を帯びて見えます。ロウバイの蕾も、黄色味を増したように見えま…
草木の芽が、目に見えて膨らんできました。 霜よけのビニールハウスの中で、イチゴ(苺)の花が咲きました。昨シーズン、プランターで観賞用に育てていたものです。バラ科の白いかわいい五弁の花が、春を実感させてくれました。 「いちご」の語源は、はっき…
空気が澄んで、春には珍しい青空の朝。 遠く白銀の北アルプスの山々が、くっきりと望めます。 「光の春」の言葉どおり、明るい光の割に、午前中は冷んやりしていました。 Fm放送で、スイセンの話をしました。春の遅い佐久では、まだ地面に芽を出したばかり…
冷え込み厳しく澄んだ青空。春には珍しいお天気の朝。 浅間連峰、八ヶ岳、遠く北アルプスの山々はどれも雪雲をかぶっています。 午前中は、俄かに曇ったりまた晴れたり、淡い日を浴びて、「風花(かざはな)」も舞いました。 ようやく、12時に2.5度が最高気…
晴れたり曇ったり小雪が舞い、お天気が目まぐるしく変わりました。 やっぱり春だなー。ここ数日は、春のお天気の特徴である「三寒四温」と「日変化の大きさ」が顕著です。こんな寒風が吹きすさぶ中でも、花芽は確実に膨らんできています。 画像は、「サンシ…
ビニールハウスに入ると、取り込んだ鉢に黄色の花が咲いているのが見えました。 二十年以上も前から、育て殖やしている花木で、名を「八房レンギョウ」と記憶しているものです。 画像がその花と新芽です。 全体にミニサイズ、純黄色の4枚の細い花びらは垂れ…
今日は朝から会議、会議の大忙し。春の陽気が幸運でした。 午前の会が終わって皆で昼食。お先に失礼して、午後の会場に急ぎました。会場はすでに、満杯。やっと座席を見つけました。関心の高さをまず感じました。 友人に誘われた、長野県環境保全研究所公開…
昨日の作業中、熊手で枯れ茎・葉を集めていると、ポロリと白い奇妙なものが土の上に転がり出ました。 画像のそれは、中国原産、シソ科植物「チョロギ」です。「ちょろっ玉」と親しみ畑の端に植えておいたものが、中まで入り込んできたようです。 中国名の「…
この春、初の野良仕事をしました。 例年よりも早いわけは、お勤めがなくなって時間の余裕ができたこと。 それと、近くにお住まいの歯医者さん(ホームドクター)が、毎朝、張り切って「菜・樹園(ブログ公開)」の世話をされていることに、大いに刺激されて…
春眠暁を覚えず。「不覚暁、処処聞啼鳥…」。 孟浩然の詩の通りの季節になりました。 野鳥の鳴き声で目が覚めました。カワラヒワの「キリキリリリー…」が、窓越しに飛び込んできます。 少し遠くで、キジバトが「デデッポッポー…」と、のどかに啼いています。 …
今日も朝から一日中、野鳥たちが餌を漁りに訪れました。 画像は、横から見たムクドリの姿です。尾がもうすこし長ければ、格好がいいんですが…。 ムクドリ②…方言(地方名)、「もず」 佐久地方でも、この方言で呼ばれることを知ったときはびっくりしました。 …
「啓蟄」、氷点下0.2度と冷え込みはありませんでした。 今日も朝からお馴染みの野鳥たち一通りが、餌を啄ばみにやってきました。 一番手は、ムクドリ(椋鳥)でした。秋のような大群ではなく、数羽で来ます。鳴き声も立てずに地面を歩いて、餌をとってい…
朝のうちは春特有の霞がかかったような空でした。 だんだん青空になり、一気に春の陽気になりました。 餌台に熟柿とヒマワリ種を置きました。すると、来るは来るはの大賑わいでした。 ここ二、三日姿を見せなかったメジロがやってきました。先が曲がった嘴を…
空が澄んで放射冷却、氷点下7.7度まで下がりました。 3月のお天気諺どおり、今日は「子羊」の日になりました。 早速に、植物の鉢類を室内から縁側に出して日光浴をさせました。 太陽の高度が上がったために、部屋の中まで日が差し込まなくなったのです。…
浅間山の山肌は、今日は雪雲が渦巻いていて見えません。 画像は、昨日の浅間の雄姿です。 新暦3月はまさに名のみの春、朝は氷点下4.8度。日中は薄日が差しても12時の3.5度が最高気温でした。 このようなお天気で、思い出すのは清原深養父の歌(『古…
雨が上がると冬型。お天気がめまぐるしく変わります。 まさに、「三寒四温」。これも春到来の兆しです。 図書館で資料作りをして帰り道、車窓の眼前に白銀の浅間が浮かび上がりました。里の雨が、高山では雪。澄み切った青空に白銀が輝き、久しぶりの見事な…