旧暦、十二月朔日。早朝に雪が舞い、日中はよく晴れました。

yatsugatake2007-01-19

朝焼け雲が赤く棚引き、地面にはうっすらと雪が有りました。
画像は、雪の浅間です。朝、テレビで全国放映されたので、改めて我が家から撮ってみました。
今日は、旧暦十二月朔日(ついたち)
異称に、臘月(ろうげつ)、極月(ごくげつ)、除月(じょげつ)などがあります。和風月名に、師走があります。つまり、師馳月(しはせづき)、歳果つる月の意味から成果つ(しはつ)が語源になっているようです。
異称の「臘月(ろうげつ)」が、興味深いです。
広辞苑、「臘(ろう)」を調べると、①冬至の後、第3の戌の日に行う祭。猟の獲物を先祖百神に供える。②年の暮れ。などの説明がありました。
冬のこの時期に咲く花木に、「ロウバイ(臘梅・蝋梅)」があります。もともと中国の原産なので、「唐(から)梅」と呼ばれていました。
「臘」と「蝋」二つの漢字が当てられています。
「臘月」に咲き始める、梅に似た花、「蝋」のような、光沢のある花と、それぞれが解釈されます。
私としては、「臘梅」の方が、旧暦による季節感が感じられ、説得力があると思います。
ところで、我が家の庭の「ロウバイ」は、やっと蕾が膨らんで、黄みが見え始めました。
昨年は、ほとんどの蕾が凍み枯れて冬越しができませんでした。今年は暖冬のおかげで、なんとか冬越しができそうです。
  
部屋に取り込み、昨年12月23日に花が咲いたものは、散り始めというところです。
  
庭のロウバイがいつ咲くか、楽しみです。