晴れ、のち雨模様。27.0度、蒸し暑くなりました。

yatsugatake2007-07-01

夏の花が、次々と咲きます。
画像は、「サルビア・コクシネア(コッキネア)」です。
「宿根サルビア」の1種です。
しかし、寒冷の佐久では冬が越せません。鉢を室内に取り込んで、春に植え出して楽しんでいます。
可愛らしい花が魅力です。
また、シソ科「シモバシラ」と同様に、冬の初め、茎の基に「氷花(霜柱)」を、発生させる楽しい植物です。
しばらく前から、画像、「オカトラノオ岡虎尾)」の花穂が見ごろになってきました。
朝の方が、花穂が立ち上がるように感じます。
カーブを描いて湾曲する花穂、太さの変化など、興味深い造形です。
「虎の尾」と見立てたネーミングも面白いです。


花に、小さな虫ハナアブの仲間が訪れました。
(画像の中央やや右)
「ヒラタアブ(扁虻)」の1種と思われます。
体長は6ミリほど、相対的に複眼が大きく見えるので、幼虫かも知れません。
うすい翅が朝日で、虹色に輝きました。接写レンズが間に合わず、残念でした。

更に、花に近寄ってみました。

アリが訪れていました。
それと、花のつくりの面白さに気がつきました。
5裂する花冠の中央に、さらに小さな花びらが見えています。
どうやら、雄しべ・花糸が、「花弁」に変化した?ようです。
図鑑には、そのような記述は見かけませんが…。
佐久市立近代美術館の企画展、Flowers ー花がアートになるときーの最終日です。
観賞してきました。
50余作品、〜匂い立つ花の香りに包まれて 〜いろどり豊かな花たちの饗宴 〜風の通う花鳥画の美
 描かれた花のモチーフの中で、「牡丹(富貴花)」が5点あったことが印象的でした。芥子・ひなげし、梅、百合、向日葵がそれに続いていました。