「月の会」で、西伊豆方面に出かけます。

朝焼け雲(22.4.3)(5:40)

朝から好天気…、西空には、昨夜のお月さま(如月十八日)が輝いています。
画像、東の空は赤く、もうすぐ日が昇ります。
(5:40)
日の出時刻は5:31(長野)ですから、地平線にはすでに日は出ているんですが…。


お隣のテレビアンテナと松の木の間西の中空に輝いています。
(5:40)
長野新幹線「あさま」と東海道新幹線「こだま」を」乗り継いで三島へ、そして、東海道本線で、集合場所の「沼津」駅に到着しました。
家を出てから、3時間余…、意外に短時間で着きました。
仲間と待ち合わせて合流し、駿河湾の海の幸、お寿司で豪華に昼食をとりました。
港に向かい、高速船で、土肥(とい)港へ向けての船旅です。
しかし、波が高く大波…。船が木の葉のように大揺れでした。エチケット袋のお世話になったり、生きた心地のしない人が出たりして大変でした。
小生は、なぜかセーフ。ということで、残念ながら、手前の戸田(へだ)港止まりとなりました。(航行時間30分が15分ほど延びたようです。
ありがたいことに、「月の会」の方が車で来られて、第一の見学場所へ…。
土肥の「安楽寺、涅槃絵(満月が描かれている)が特別に開帳されました。

お釈迦様の涅槃は、旧暦、「如月十五日」。お月さまは、「満月」のはずです。
嘆き悲しむ人々、動物たち、それに鬼たちさえも?どんな生き物が描かれているか…、
皆で目を凝らしながらじっくり観賞させていただきました。






お宿のペンションに着いてから、近くの海辺に出ました。
待望の、「富士山」駿河湾の向こうに聳えて見えました。大感激です。

そして、神々しい「日の入り」です。

夕食は、これまた豪華…。お酒や楽しい語らいはしばらくタイム…。
肝心のテーマ宮沢賢治と月」の学習会になりました。
用意して下さった膨大な資料コピーには、先ずびっくりしました。
月に関わる叙述の数々…。皆さん、賢治さんの月への感性の素晴らしさに感心しきり、時間の過ぎるのも忘れるほどでした。
終わってから、また飲み直して談笑…。今夜、「如月十九日」のお月さまの出を待ちました。
日付がかわっても、まだ月は出ません。その理由は…、山が近いからです。