早朝の「そよ風」は、真夏であればこその醍醐味です。
画像、「オオマツヨイグサ(大待宵草)」の花がひっそりと、昨夜から開いたままのようです。観ると、小さな虫が訪れています。
辺りの樹々で、「モズ」がけたたましく鳴き交わしています。
しばらくすると、夏の日差しがジリジリと照りつけ始めました。「トモエソウ(巴草)」や「ビヨウヤナギ(未央柳)」など、黄色の花がよく似合います。
両者の違いは、雄しべの長さでしょうか…。
今日は「岩村田祗園祭」の二日目、恒例の呼び物、子ども神輿の「お水渡し」が行われました。商店街を歩行者天国にして、消火栓による放水の中を、全身ずぶ濡れになって練り歩くのです。
今日は夏雲が湧き、浅間の外輪山・黒斑山もくっきり見えて、絶好の日和です。
見物の子どもたちも、つられて大はしゃぎ…。
女子だけのお神輿も、元気いっぱいです。
以前は、実際の川・湯川(ゆかわ)を渡ったのものです。安全と、見物者サービスからか、現在の方式になりました。
見物者も水しぶきを浴びて、真夏の風物詩というところです。
「一年中で一番熱い日。」子どもらも、一生の思い出になることでしょう。
子どもの頃は、この日が「氷菓子」の解禁日。アイスキャンデーをしゃぶりながら、賑やかなお祭りを楽しみました。
でも自分の地区にはお神輿がなく、子どもながらに寂しい思いもしていました。
雷注意報が出ても、結局、夕立はありませんでした。これで三日連続で、蒸し暑い夜です。
空は澄んで、「水無月十七日のお月さま」も、くっきりと輝いていました。(21:50)