二十四節気・「小満(しょうまん)」の初日、野鳥の鳴き声で目覚めました。
家の周りで、「ケーンケーン…」と、雄の雉が存在感を主張しています。
2時間ほども鳴き続け、こんな出来事は始めてのことでした。
テレビでは、「津軽梵珠山の巨樹(ブナ)」を放映しました。
新緑が、まさに目に染みます。
19日付の読売新聞コラム・「英語歳時記」に、「新緑」がありました。
「新緑」の英訳:tender green が気に入りました。
tenderは、優しい、繊細な、柔らかい…などの意で、soft 、freshよりも実際の様子を表しているように思います。
5月のFm放送で、「コナラ(小楢)」・「クヌギ(櫟)」を話す予定で、それらの芽生えを用意しました。
白んだ空に、「四月二十六日」の淡いお月さまがぼんやり見えます。
目を凝らさないと、見逃してしまうほどです。
季節が進んだ庭先には、「カマヤマショウブ(釜山菖蒲)」の花が開きました。
一般には「あやめ」と呼んでいますが、「アヤメ(文目)」より、草丈も長く花色も濃く目立ちます。
アブラナ科の花は盛りを過ぎて、主役の交代です。
お気に入りの「イベリス・キャンデータフト」は、遠く「スペイン・アルハンブラ宮殿」の植栽を、宮沢賢治が設計した花壇の植栽を…。
「ニオイナズナ(匂い薺)」「スウィートアリッサム」、まさに甘い香りが素敵です。
裏の塀際に、「クワ(桑)」が1本芽生えていました。
「小満」、七十二候・初候は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ」。
やっぱり「真夏日」、アメダス最高気温は32.3度(13:40)、まだ5月だというのに…。