「賢治を読む会」、「ビヂテリアン大祭」を読みました。

賢治ゆかりの「ヤマナシ(山梨)」の紅

予報通りの曇り空、昨夜・「九月十九日」のお月さまも見えません。
アメダス、最低気温は4.8度(2:09)、予報は、一日中雲マークです。
朝一仕事は「埋め立てゴミ」出し…、最近、佐久市は分別を厳しくしています。
特に、スチール・スプレー缶、容器プラスチックの混入は、イエローカードです。
使う当ての無い、CDやテープ類をまとめて出しました。
今日は、「賢治を読む会」の11月例会…。
会場の佐久市立図書館、道路をはさんだ幼稚園庭では、庭いっぱいの落ち葉の中を飛び回っていました。
図書館の植え込みや駒場公園内の落葉樹は、すっかり葉を落としました。
常緑小高木の「コトネアスター」の葉と実だけが、彩りを見せています。
お気に入りの「コトネアスター・ワテレリー」、来館者はじめ、皆さん方にも親しんでほしいです。
アメリカやヨーロッパの公園には、普通に見られるんですよ。

暦の話では、二十四節気・「立冬 初候」:山茶始開(つばきはじめてひらく)
つばきと読ませていますが、山茶花(さざんか)の咲き始める頃、小学唱歌「たき火」に歌われますが、「落ち葉焚き」が禁止されていることは残念です。
季節の花・「ヒイラギ(柊)(疼木)」の標本を持参しました。
木+冬 の国字 モクセイ科の常緑小高木 ひいらぐ(疼ぐ):ひりひり痛む。ずきずきする。

月の瞑想 松尾芭蕉 『月と季節の暦』制作:志賀勝より
テキストは、「ビヂテリアン大祭」を読み始めました。
Vegetarian ですから、発音表示は、ヴェヂタリアン(ベジタリアン)でしょうが…。

作者自身が菜食を実行するようになったのは宮沢清六氏によれば、一九一八(大正七)年からであるという。
世界的な食糧問題は、少子化の日本をも含め、今後益々重要になります。
このテーマを、この作品を通して考えてみようという意識になりました。
帰宅して、我が家の「コトネアスター」・2種の様子を観て、写真に撮りました。
実の色の濃淡が、区別できますか…。

実の色の濃い種に近寄って撮りました。

娘の家から信毎・朝刊をもらい、目を通しました。
賢治を読む会に進行役が、会の初めに話した樋口一葉:「十三夜」…。
11.1日付の信毎コラム・斜面に、「十三夜」の記事がありました。一部引用します。
〜官吏の妻となり子も授かったお関は夫からつらい仕打ちを受け続けた。十三夜の夜更け、離縁を決意し実家に帰るが、父親にさとされ涙ながらに夫の元に戻るしかなかった。その帰途、偶然の再開が待っていた。♦拾った人力車の車夫が幼なじみの録之助だった。互いに恋心を抱きながら実らなかった仲だ。お関が嫁ぐと録之助の生活は荒れた。妻子を得たものの砲塔は続き家族を失った。身の上話を交わした二人は万感の思いを抱きつつ別れ、さやけき月が照らす道を別方向に歩き始めるー(以下略)
今日は日照なし、夜も曇ったまま、明日は好天の予報です。
アメダス、最高気温は17.2度(15:26)でした。