「小鮒の甘露煮」、今年も楽しむ。

男子厨房に入り、「湯むきトマト」調理

どんより曇り空、裏の草原から秋の虫の音が…。
ひときわ元気に鳴くのは、「ツヅレサセコオロギ(綴れ刺せ蟋蟀)」か…。
秋の始まりで、鳴き声にはまだ艶がありますね。
アメダス、最低気温は19.2度(5:32)、日中は曇りの予報です。
朝一仕事は、男子厨房に入り、「湯剥きトマト」の調理…
さて、もう一つのおお仕事は「小鮒の甘露煮」作り…。
材料・小鮒は、野沢の小池さんが水田で育てた貴重品です。

昨日、配達された『JAHOO((ジャッホー)』(JA佐久浅間発行)9月号の見開き巻頭・今月のひと 
小池清志さん
です。

続きを引用します。
〜生産量についても平成13年の14.4tから29年は7.8tと約半分に減少しています。原因は生産者の高齢化や後継者不足等が挙げられますが、状況はますます厳しくなっています。
 佐久地域の伝統の食文化を次世代に継承すべく、部会では市と連携して「水田フナ養殖技術研修」を開くほか、地元中学生を対象とした収穫体験等に取り組んでいます。佐久の小鮒文化の継承に向けて、養殖に興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
 地元住民であり、秋の味覚を楽しんでいた者にとって、実情を知り、残念に思います。会員増・生産振興に努め、大切な佐久の食文化を発展させていただきたいです。
小池さん直々のアドバイスは、塩で揉み表面のぬめりをとることです。
何度も水で洗い、水切りしているところです。

レシピ・調理法は、次の資料を参考にしました。
『母から子へ 孫へ伝える佐久の味』(佐久市農村生活マイスターの会)
『佐久の自給暦』(農と食を楽しむ会 千石の杜・細井菜園 学習交流会テキスト)
アクをていねいに取り除き、落し蓋をして、弱火で煮詰めます。
夕方までかかって、ようやく完成しました。
試食すると、特有のほろ苦さが口いっぱいに広がりました。
小6の孫娘に、『ひみつの校庭』の読書を勧めました。
速読で読み終えたので、「どの木・担当者に興味があった?」と尋ねました。
「奇想天外」、「ナツツバキ」と、即座に答えました。
なるほどねー。
「奇想天外」は、百科事典によると、ウェルゥッチア・サバクオモトともいう。
一粟一種の乾生植物、根は砂中に深くのび、茎は扁平な円盤状で、葉は一対2枚のみで、帯状、これが生きている限りのび続けるが、先端は枯れるので2mを超えない。〜(以下略)
我が家の「ハカラメ」、しおれて枯れたような葉から、緑色の子が芽生えています。

アメダス、最高気温は28.2度811;55)、「夏日」、穏やかな一日でした。
8場所球場開けの横綱稀勢の里大関とりをねらう郷土力士・御嵩雨」、両力士はともに初日に白星、ほっとしました。