10月例会は、「賢治ガーデン」で…。

「賢治ゆかり・石鳥谷のやまなし。

今朝も「濃霧注意報」、「浅間山」は霧に霞んでいます。
「賢治を読む会」・10月例会は「ひろば・賢治ガーデン」で行います。
お天気が心配されましたが、色づいた「柿の落ち葉」に日が当たり始めました。

柿の木を見上げると、果実が色づき始めました。

この柿は、「蜂屋」という名の「渋柿」です。
昨夜、(月の会・佐久)の会で、参加者の家で採れた「甘柿」をいただきました。

「冷涼地の佐久では、甘柿み渋くなってしまう。」と、言われています。
いただいた「甘柿」の種名を尋ねましたが、不明とのこと…。
苗は、岩村田のお店で求めたそうなので、いただいた柿の実を持参して、聞いてみます。
「賢治を読む会」・10月例会は、「賢治ガーデン」を会場に、五感を通して行いまいました。
昨日、佐久平浅間小学校4年生が体験したように、「姫リンゴ」の果実を齧ったり、「ヤマナラシ(山鳴らし)」の葉の音に耳を傾けたり…。
樹木名を書いた、大型の名札も大好評…。
シンボルツリー・「賢治ゆかり・石鳥谷のやまなし」の完熟した果実賢治の的確な表現・叙述に感心することしきり…。
そのとき、どぶん。黒い円い大きなものが、天井から落ちてずうっとしづんで又上へのぼって行きました。キラキラッと黄金のぶちがひかりました。
『かはせみだ』子供らの蟹は頸をすくめて云ひました。
〜『さうじゃない。あれはやまなしだ、流れて行くぞ、ついて行って見やう、あゝいゝ匂ひだな』
「スズラン(鈴蘭)」の赤い実といえば、作品は貝の火です。

「ホモイさま、どうか私共に鈴蘭の実をお採らせ下さいませ。」ホモイが「いいとも、さあやってくれ。お前たちはみんな僕の少将だよ。」りすはきゃっきゃっ悦んで仕事にかかりました。
午前中に終わって、会場を移して昼食会…、和気藹々の楽しい「賢治を読む会」になりました。
午後は、予報通り本曇りに…、今夕の「二日月」は諦めました。
アメダス、最高気温は22.2度(11:17)、これから雨になるようです。