「七草粥」は、男の手料理で…。

「ロウバイ(臘・蠟梅」の花。

寒の入り、暦どおりの寒い日が続きます。
山沿いに雲が棚引いて、「冬型の気圧配置」が続きます。
アメダス、最低気温は氷点下10.3度(6:14)。
外仕事もせず、身体を動かさないままの食事…、そろそろお腹(なか)をいたわらないと…。
七草粥」は、この時期、合理的な食事ではあります。
スーパーで売られる「七草セット」は、たくましい商魂と言えます。
ケースには、確かに7種が入ってはいますが、青物は、大部分が「ハコベ繁縷」です。

寒冷の佐久市では、この時期、野外で7種すべてが見られません。
今日は、妻が通院日、本日の「七草粥」は男に任されました。
「ニンジン(人参)」を加えて彩りを添え、「ミズナ(水菜)」を加えて香りの補充…。
とにかく、七草粥」の完成です。

ヘルシーで、お腹にも気持ちにも爽やかになりました。
昨日の<月の会・佐久>で提案した、「カレンダー」・観察記録用紙を、森角さんが、早速に届けてくださいました。
読売新聞の連載小説・「流人 道中記」(浅田次郎)のコピーも用意しました。

早く、仲間に届けてもらうことになりました。
お月さまへの関心と親しみのために、役立つことを願っています。
月といえば、4日の信毎・夕刊の記事、「月面探査車 中国が分離」が注目です。
 新華社電によると、世界で初めて月の裏側への軟着陸に成功した中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」は3日深夜、月面を走行する探査車「玉兎(ぎょくと)2号」を分離した。月の裏側などを観測する。(中略)
 玉兎2号は、3日午前に軟着陸した嫦娥4号から、レール状の機具を伝って月面に着地した。カメラやレーダー、各種の測定装置を搭載し、地形や中性子線などの月面環境を観測するほか、地質も調査する。
 新華社は「実地に探査されたことのない場所で画期的な発見があるだろう」と期待する中国の専門家の声を紹介した。国営メディアは嫦娥4号の着陸成功を繰り返し報じ、技術力の向上をアピールしている。(以下略)
 このような報道に接すると、資源の獲得や軍事利用など、自国の利益を優先することのないようにと、思わずにはいられません。
 因みに、「嫦娥(じょうが)」とは、月の世界に住むといわれる仙女、転じて、月の異称。と、あります。
アメダス、最高気温は4.3度(13:43)、北西の風、3.6m(12:10)、冷たい風には閉口しました。