文月二日。霧ケ峰・車山高原には、秋の気配がありました。

yatsugatake2005-08-06

黙祷。ヒロシマ、原爆被爆60年。
今日もまた暑くなりそうな空模様です。
高校の同級生から、油絵・作品展の案内状をいただいたので、霧ケ峰・車山高原へ出かけました。会場に着いて、本人と油絵作品に対面しました。お互いに、笑顔で駆け寄って握手。
○十年も前の友人でも、会えばたちまちにして高校生同士となるから不思議です。タイムスリップとはこういうことです。数年前にも会っているんですが、○十年前の日にいる気持ちです。会話の言葉も、いつの間にか、ふるさとの方言・訛りになっています。違和感がまるで感じられないのです。
『車山高原の四季』と題した、展覧会。私にとっても見慣れた山、木々や花々…油絵作品、18点がバランスよく展示されていました。
しばらくの間、目の保養をさせていただきました。八ヶ岳浅間山を遠望する高原、シラカバ、ニッコウキスゲシモツケソウが彩る高原…ふるさとはいいなと、改めて思いました。
来客への応対の間を見ての限られた時間でありました。その後の活躍ぶりと、アトリエでの作品作り、絵のモチーフ・高原の草木…などを話し、友人の消息の情報交換までもすることができました。改めて、浅間山を描いてもらう約束をしました。毎年の作品展にも訪れるつもりです。
今も大学講師として、週の半分ほどは出張とのこと。そのバイタリティーに感心しながら、会場を後にしました。
帰り道、蓼科山の麓は暗く霧に包まれ、大粒の雨が降りました。大河原峠から春日渓谷を下り、望月の里に来ると、やはり夏の日差しでした。
アメダスによると、午後1時の32.3度が最高気温でした。
今日も、大雨・雷注意報は出ただけの真夏日でした。