クリスマス、穏やかな一日でした。

yatsugatake2006-12-25

クリスマスの名がついた、「クリスマスカクタス(蝦蛄葉サボテン)」の花が、今年は秋からの気温が高かったためか、クリスマスシーズンよりも随分早くから咲き始めました。
画像のものは、開花の遅い品種です。名前は不明ですが、30年も前から更新しながら育て続けているお気に入りです。

今日も快晴、夕方早くから西の空にお月様が輝きました。
2枚の画像は、昨日24日「霜月五日」と、今日25日「霜月六日」のお月様です。
  
毎夕に見ていたら、宮澤賢治の童話、「オツベルと象」を思い出しました。オツベルに扱き使われる白象が、その日その日の月を見上げては、独り言を言う場面です。
「四日の月」と「五日の月」の場面を、一部引用します。
晩方象は小屋に居て、八把の藁をたべながら、西の四日の月を見て「ああ、せいせいした。サンタマリア」と斯うひとりごとしたさうだ。
その晩、象は象小屋で、七把の藁をたべながら、空の五日の月をみて「ああ、つかれたな、うれしいな、サンタマリア」と斯う言った。
そして、「十日の月」を仰ぎ見て、「苦しいです。サンタマリア」と云うのです。
ちょうどクリスマスに合わせたように、聖女マリア様も登場しました。