里の紅葉も、あとわずかになりました。

今日はFm放送…。佐久平駅周辺の紅葉も散って、だいぶ少なくなりました。
JR小海線の高架下、「ナナカマド(七竈)」は、葉が散って赤い実だけが残っています。


朱色の実が、青空に映えています。
辞書の、「〜果実は球形で、秋に葉とともに鮮やかに色づき、落葉後も残る。〜」の解説どおり、実だけが残っています。

駅前の公園「ミレニアムパーク」の、ケヤキ(欅)」の見事な紅葉です。葉の重なった部分が、赤くならず黄色のままなところが、面白いです。
今年は気候のためか、色づきのいいケヤキの紅葉は、あまり見ませんでした。
放送のタイトルは、「日本人に親しまれてきたカキノキ(柿の木)」です。次の項目内容で、お話しました。
(1)日本にゆかりの深い「カキ(柿)」
(2)語源は、実が「赤き、赤木」の略称
(3)生活と心の中に息づく「カキ」
(4)カキの渋抜き 甘柿、渋柿の品種
(5)カキの薬効(『佐久の薬草』より)

近年、カキの栽培が少なくなり、実も採らずに放置されていることは残念です。
カキの学名は、Diospyros(神の穀物の意) kaki です。
種名は、ずばり日本語の「カキ」なのです。
日本が、世界に誇れる果物「カキ」です。もっともっと関心をもち、利用して欲しいものです。
画像は、手遊びに描いた「カキの実」です。