「大雪」。なのに、暖かい一日でした。

yatsugatake2007-12-07

最低気温は、1時の氷点下2.2度。日中は、西南西の風が吹いて、久しぶりに、気温が二桁(午後1時、11.4度)にまで上がりました。
二十四節気の「大雪」には、意外なほどの暖かさでした。
画像は、咲き始めた「下垂性のシンビジューム」です。縁先に出して、日光浴とアブラムシ予防のために、殺虫剤散布をしました。

アップで撮りました。画像の花は、ほぼ実物大です。
ラン(蘭)科の花の特徴的な、花のつくりが観察できます。
ラン科は、高度に進化した植物だそうです。そして、「唇弁」「蕊柱」「花粉塊」が、ラン科の花の三大特徴だそうです。
実は、先月の「緑・花試験」に、ラン科カトレアの花のつくりが出題されました。「おしべとめしべが合体した構造(つくり)が、正解の問題です。ランの好きな人なら、何でもない問題でしょうが、残念ながら間違えましたが…。解説を、一部引用します。
カトレアの花中央に白く見えるものは、めしべとおしべが合体し、一つの器官にあったもので「ずい柱」と呼ばれるラン科植物に特有の器官です。「ずい柱」の先端部には葯(おしべ部分)、そして「ずい柱」の下面(腹側)は柱頭(めしべ部分)があります。ラン科植物は単子葉植物の中で最も進化した植物で、その花の構造はおしべの数を少なくし、花粉粒がまとまって花粉塊となり、ずい柱を形成して省力化を図っています。
ラン科は、高貴な感じのする興味深い植物です。
来シーズンは、白い花が映えるように、黒い鉢に植え替えようと思っています。