日中は、穏やかな「冬日」でした。

「賢治を読む会」の12月例会は、例年のように、会場を替えて行います。
初めに、山梨県立文学館・企画展「宮沢賢治 若き日の手紙ー保阪嘉内宛七十三通ーへの参加報告をしました。
1917(大正六)年1月1日消印の書簡、ーニコライの司教のやうに手をひろげる人を思ひますーは、嘉内の前年8月17日の短歌日記にある「ニコライの司教のごとく手をひろげ曠野の夕、神に感謝す」の歌を引用した、年賀状です。
盛岡高等農林時代の同人「アザリア」の仲間の一人として、互いに精神的な交流があったことがよく分かりました。
3回に分けたポラーノの広場」、今日は、最後まで読みきりました。
なかなかの長文でしたが、五つ目のお話は、「乾留工場を利用して新しい産業を興し、みんなで新しい「ポラーノの広場」を作ろう」というものでした。「広場」は、すぐれた芸術と労働の共有による共同体…。そして、ファゼーロたちの歌う歌、に勇気付けられました。
画像、昼食会場の床の間に、大きな生け花があります。毎年、楽しみにしているものです。

中心は、オリエンタル・ハイブリッドのユリ
他に、アジサイドライフラワー(秋色アジサイ)、ツルウメモドキとノイバラの実などです。
赤味を帯びた常緑の葉もありました。生けた方にお尋ねしたら、生垣にされている「レッドロビン」とのことです。
ユリの品種名については、帰宅してから「カタログ」とにらめっこをしました。どうやら、「ソルボンヌ」と思われます。
桃花切花生産量 日本No1の見出しで、ピンクの花弁に白覆輪が映え、とても華やか、花つき花もちが良く上向き咲きだから切花に最高と、解説がありました。