「大晦日」、今日も小雪が舞いました。

起きて、窓を開けると冬の淡い日が昇っていました。(7:32)

冬至」から十日近くも経ち、太陽の位置がやや北にずれたように感じます。
昼の時間(長野)を、計算したら、9時間42分です。冬至の日の9時間39分よりは、3分間長くなりました。
しかし、今日の日の出時刻は、6:59と3分も遅くなっています。
これからしばらくは、朝起きるのが大変になります。もう、春が待ち遠しいです。
今日は、大晦日。買い物に二ヵ所…。あとは、外は雪が舞い寒いので、台所でお餅を切ったり、おせち料理のお手伝いしたり、テレビを見たり…で、終わりました。
年の暮れ恒例の「第九」も聴きました。
読売新聞のコラム「彩事記」に、興味深い記述がありました。
〜合唱曲には「汝の優しき翼の覆うところ、すべての者は兄弟となる」という意味のドイツ語の歌詞がある。人間関係が希薄になりつつある世の中だからこそ、一体感を歌い上げる「第九」は現代の日本で多くの人に愛されるのかもしれない。〜
『四季のうた』(長谷川櫂)に、「大年」の句が紹介されています。
大年の鐘つく僧がひるがへり (高橋鷹史)
天下に名鐘はいくつもあるが、京都の知恩院の梵鐘は世にも稀な大鐘。年越しの夜、大勢で引き寄せた梁ほどもある撞木に、若い修行僧がわが身を委ねて大鐘に打ち当てる。そうして初めて鐘は海のように深々と鳴りわたる。大年(おおとし)は大晦日のこと。

読売新聞本日付けの、コラム「四季」(長谷川櫂)に、小山陽子の「大年」の句と、知恩院の鐘つきの写真が載っていました。
あと1時間ほどで今年が暮れます。この1年、無事に過ごせたことに感謝しつつ…。