残暑、木陰の「ヤブラン」が涼しげでした。

宿根サルビア(20.9.12)

9月も中旬、朝日はななめから差し込んでいます。
秋分」まで、あと十日余り、太陽の位置も南に移動してきたからです。
画像は、庭先の「宿根サルビア」、中央に立つ朱赤色のものが「コクシネア」で、手前のものは「チェリーセージ」の仲間と思われます。
今日も朝から、日陰をなくそうと、伸びすぎ込み合った枝を整理しました。
まず、「コノテ(児手)ガシワ」。名前のとおり、手のひらを重ねて立てたようになリます。1年経つと、こんもりしてしまいます。というわけで、整枝作業はなかなか大変でした。
続いて、「ゴヨウマツ(五葉松)」、「サンシュユ」、「ロウバイ」…。
後始末は、明日に回しました。
整枝したおかげで、木漏れ日が下草を照らしました。
木陰のヤブラン」の紫色の花が、涼しげです。


ヤブラン」は、蘭(ラン)とついていますが、「ユリ」科の多年草です。
花被片(花びら)6枚、(内花被3枚、外花被3枚)がはっきりと、観察できます。
秋、このヤブランが咲くと、佐久市ゆかりの文学者「山室静」を思い出します。
エッセイに、「大好きな花」と、書いているからです。
川崎市のお宅の庭に、今も、ひっそりと咲いていることと思います。
今日は、「仲秋十三日」。
東の空にかかったお月様が、だいぶ円くなりました。(18:04)
お天気は、明日から崩れる予報ですが、14日の「中秋の名月は、是非とも拝みたいです。