9月末日、はっきりしないお天気でした。

「ベニチガヤ(紅茅))」の葉(20.

今朝も佐久地方には、「濃霧注意報」。
気温も12度と、低温傾向が続いています。
画像、「ベニチガヤ(紅茅)」の葉が、赤みが一層増してきました。
秋が深まり、これからの「紅葉」がまた楽しみです。
「ナツハゼ」や「ドウダンツツジ」なども、紅葉の兆しが見え始めました。
紅葉とは正反対の、紫色の葉や花が目を惹きます。
「プレクトランサス モナ・ラベンダー」です。

 
シソ科、南アフリカ原産。
紫色の筒状花、葉の表は緑色、裏は紫色、紫色の細い茎に花を密生します。この時期、目立つ色合いの植物です。
美しさと珍しさに目が惹かれ、一鉢、数年前に花屋さんで求めました。以来ずっと、咲かせて楽しんでいます。寒さに弱いので、一鉢だけを室内で冬越しさせます。そして初夏に、「挿し木」で株を更新しています。
挿し穂を採ることで、株がコンパクトになり、一挙両得です。数鉢育てて、娘やお婆ちゃんの家に上げています。

夕方4時を回ってから、野良行きを日課にしています。
枝豆(丹波の黒豆)、間引きダイコン、コマツナなどの野菜の収穫です。
「イナゴ(蝗)」は、豆の茂みに潜んでいるのを捕ります。
気温が下がっているので動きが鈍く、意外によく捕れるのです。
ところで、「蝗」の文字は、虫+(皇=徨)=蝗です。
「徨」つまり四方に広がる意味のある、「虫」だそうです。
イネの葉を食べる「皇」帝のような虫かと思ったら…。違いました。
田んぼ全体に広がり群れている様は、まさに「蝗」です。納得しました。
初秋の蝗つかめば柔らかき 芥川龍之介の句です。