雨が止んでから、北西の冷たい風に変わりました。

「ロココ咲きシクラメン」(21.1.

昨夜からの雨は、夜通し降り続いたようで、激しい雨音で目覚めました。
ラジオは、東北米沢の「雪灯篭祭」の開催を心配して、伝えていました。
東北地方でも、雨降りなんでしょうか?
寒中、それも「大寒」のさなかに、この大雨は異常としか言いようがありません。日陰に残っていた雪もすっかり消えて、水溜りができています。
雨量を知りたかったのですが、アメダスが更新しないので、不明です。
軽井沢が29ミリと報道されました。
佐久市も同じ佐久地方だから、20ミリは越えたと思われました。かなりの降水量ですから、もしこれが雪だったら、雪かき作業が大変だったはずです。助かりました。
画像、「ロココ咲きシクラメン」の鉢花です。この鉢も年末に、安曇野市に出かけて求めた物です。
シクラメンとしては珍しい咲き方で、園主のお勧めでした。

近寄ってみました。ちょうど一ヶ月前の花の様子です。
蕾のままのようで、花びらが開かずに反転していません。
そもそもロココ咲き」とは、どういうことでしょう?『広辞苑』で、「ロココ」を調べてみました。一部引用します。
(もと岩石の意のrocに由来)フランスのルイ15世時代の装飾様式。バロック様式のあとを受け、1723年60年頃まで流行。曲線過多の濃厚・複雑な渦巻・花飾・簇葉・唐草などの曲線模様に淡彩と金色とを併用。(以下略)
どうやら、花姿が、フリンジタイプの曲線的であることから、名づけられたと思われます。
確か、舞踏会の衣装や家具などに、そのスタイルがありました。

ロココ咲きシクラメン」は、下向きに俯いて咲くことが特徴です。
ほとんどは、反転しないままで咲いています。
画像は、半分ほどまでに開いて咲いている花です。
下から見上げて撮りました。
(21.1.31)

この鉢は赤紫の単色花ですが、覆輪の花だったらもっと見栄えがすると思います。