ちょっぴり積雪があり、風花が舞いました。

「プリムラの原種」に積雪わずか(21

早朝から強い風音がして、目覚めました。冬型、冷たい北西の季節風です。気温は、氷点下0.4度と、さほどではありません。
庭に出てみると、積雪がほんのちょっぴりあります。
画像、耐寒性が強く、平気で冬越し中の「プリムラ」の原種に、わずかに雪が被っています。
日が差し始めると、「風花(かざはな)」が舞いました。

古今集』、清原深養父の歌を思い出します。
冬ながら空より花のちりくるは雲のあなたは春にやあるらむ
大寒中に舞う風花を見ていると、この歌が実にリアルに感じられ、春が待たれます。
実生を育ててきた、同じ仲間の鉢花、「プリムラ・シネンシス」の花が、タイミングよく咲きました。


「寒桜」「雪桜」とも呼ばれ、その名に相応しい白い花が素敵です。
属名の「シネンシス」は「中国の」の意味です。かつて、「シネンシス」の花(朱色)が一世を風靡したそうですが、衰退して、また再びの登場で、ただ今人気上昇中とのことです。
雲南サクラソウ」とも、近縁種だそうです。
昨年の初午祭で、求めた鉢花のこぼれ種からの実生です。
今年の初午祭は2月6日、どんな鉢花が並ぶか楽しみです。

今日は、早くも旧暦正月七日。空高くお月さまがかかりました。
画像は、左が15:46  右が17:52  撮影です。
 

明朝は冷え込み、氷点下8度の予報が出ています。
乾燥注意報も出され、まだまだ寒中です。
風邪やインフルエンザには、気をつけないと…。