昨夜のうちに、浅間山の「火口周辺警報」が出されていました。
朝、寝床でラジオをつけると、午前2時ごろに「噴火」したとのことです。まさか、すぐに噴火するなんて…。
朝のテレビで、赤く噴石を上げている様子が放映されました。
噴煙は2000メートルまで上がったそうですから、昼間なら、黒煙が見られたはずです。
噴煙は、風で南東方面に流されて、軽井沢や関東方面まで降灰があったそうです。
様子を見ようと、外に出て見ると噴煙がいつもよりは多いようでした。
カメラを持って出てみると、雲がかかってしましました。
お昼ごろになって出てみると、雲は切れていました。高台に行って、撮りました。(11:57)
噴煙の量は、いつもよりやや多いかな…という程度です。
ただ、白い雪面に、黒く横縞模様がはっきりと見えます。(画像、中央斜め下方向に)
噴石・降灰によるもので、日頃はこのような模様は見えません。
『浅間山火山防災マップ』を取り出してみました。
佐久市は、火口から南、約15キロメートルの円に入ります。
風が南東方向に流れたために、今回は降灰の被害はありませんでした。
以前には、南に流れたこともあり油断はできません。
「天明三年」規模の噴火・爆発があれば、佐久市でも30センチメートルの降灰が予想されています。
「火山性の地震」、「傾斜計による山腹の地殻変動0.1ミリ」など、これらをもとにしての警報発令だったことを、夜のテレビ報道で知りました。予知力は、大したものだと感心しました。
正月、八日のお月さまです。 左が、13:07 右が、18:06