旧暦、十二月晦日。雪がちらちら舞う、真冬日でした。

芳香を放つ「満月ロウバイ」の花(22

旧暦一年の最終日。「大晦(おおつごもり)」です。
解説によると、旧暦時代の月末は、月がこもる(隠れる)という意味から晦(こもる)といった。そして、一年の終わりである十二月の月末の日を大晦(おおつごもり)と称した。〜大晦の晩を除夜と称する。旧年を除き、新年を迎える夜という意味である。各地の仏教寺院では、年が改まる少し前から除夜の鐘が撞かれる。
このような、説明を読むにつけ、現行暦とのギャップを思わずにはいられません。
旧暦十二月の異称に、「臘月(ろうげつ)」があり、その名の由来として、ロウバイ(臘梅)」が咲く月という説があることを紹介しました。
我が家の庭で冬越し中の「臘梅」は相変わらず堅い蕾のままです。
2月、「立春」の季節になっての真冬日では無理がありません。
画像、枝を切って部屋に取り込んだものが開いて、芳香を辺り一面に振りまいています。