旧暦、十二月晦日。「臘梅園」に行ってきました。

「満月ロウバイ(臘梅)」でしょうか。

以前から訪れたいと願っていた、長瀞の「宝登山・臘梅園」に行ってきました。
旧暦、十二月の異称に「臘月(ろうげつ)」があります。今日は、「臘祭」や「臘日」にゆかりのある、「臘月」晦日(つごもり)という意義のある日だったのです。
花園ICで下りて、荒川伝いに遡ると、2時間弱で着きました。早速、ロープウェイで「臘梅園」へ…。今年は、雨がなく開花が遅れているとか…。場所によっては見ごろを迎えていて、かなりの賑わいでした。
画像、お月さまのようにふっくらした「満月ロウバイ」でしょうか。


宝登山の案内リーフレット秩父路 花日和」に、「臘梅」の名の由来や、ロウバイの品種、宝登山について、分かりやすい説明がありました。

下山して、「宝登山神社」に詣でました。

「サカキ(榊)」や、「大杉」が茂る、立派なお社でした。
交通安全のお守り御朱印もいただき、よい記念がになります。

境内に、北村西望のブロンズ彫刻、「神馬」がありました。
北村西望疎開していたことを、往路の看板で見て知りました。
そのゆかりで、この場所に建立されたのかも知れません。
佐久市駒場公園にある、「渚のエウロペ」の力強いブロンズ彫刻を思い出しました。

復路は、内山峠越えで帰宅することにして、下仁田に向けて山道を辿りました。ナビと地図を頼りに神流川を遡り、46号線塩沢峠を越えて、意外なほどの難コースでした。
内山峠の手前、「荒船の湯」に浸かり、帰宅しました。250キロのドライブでした。

十国峠やぶどう峠を越えて、夏から秋に、また訪れてみたい秘境でした。