「睦月十七日」、望(満月)を観望しました。

「睦月十七日(望=満月)」のお月さま

今月・睦月の望(満月)は、睦月十七日、本日ということです。十五日から二日後ということが意外でした。望(満月)にできるだけ近いお月さまを、観望したいと考えました。
志賀勝:『月と季節の暦』、新聞の「明日の暦」欄を参考に、観望時刻の見当をつけました。
月齢(正午)… 15.8   望の時刻…6:54 月の入り時刻…6:26(長野)
画像、西空高くかかった「十七日」のお月さまです。(4:27)
ちょっと早すぎたので、寝床に戻りました。新聞を読み、ラジオ深夜便に耳を傾けながら、1時間ほど待ちました。
ギリギリ6時頃まで観望できるはずです。でも、雲の様子が気がかりなので、少し早めに外に出ました。やっぱり、雲の流れが速く、山の近くには雲がたなびいていました。間一髪というところでした。「逆立ちした兎」、望(満月)に近い真ん丸お月さまを観ることが出来ました。5:18。

冬型の気圧配置が強まる…」、天気予報です。佐久市の予想最高気温は、3度(マイナス2度)。平年並みになりそうです。

室内の窓辺に置いた植物は、確実に春を感じて動いています。「ネコヤナギ(猫柳)」の花穂は、冬芽のキャップを脱ぎ始めました。

膨らんだ花穂は、小鳥のようで可愛らしいです。まさに、造化の妙です。
「賢治を読む会」の2月例会でした。
暦の話では、『月と季節の暦』の活用法として、「睦月十七日」を例に、月齢や望(満月)について解説しました。また、この時期に起きた江戸の「明暦の大火」(振袖火事)についても話しました。
テキストは、先駆形「グスコンブドリの伝記」を読みました。発表形「グスコーブドリの伝記」への発展についても触れました。
夜になって、再び東の空に昇った「睦月十七日」のお月さまを観望しました。(19:20)

望(満月)は、朝のうちに過ぎたお月さまです。
上下逆転しているだけの真ん丸お月さま、欠けは殆ど認められません。