彼岸の入り、暖かい雨でした。

「宝登山」の「ロウバイ(臘・蝋)梅(2

暑さ寒さも彼岸まで」、よく言ったものです。
今日は、春の「お彼岸の入り」です。外に出てみると、春の気配が…。根雪も緩んで、季節の移ろいが感じられました。
テレビで、「ロウバイ(臘・蝋)梅」の名所、長瀞の「宝登山を紹介していました。この冬は寒く開花が一ヶ月も遅れて、今が見頃とのことです。

昨年の記録を見ると、2月2日に「ロウバイ(臘・蝋梅)」の花見に、長瀞宝登山」にマイカーで出かけています。
その日は、旧暦の十二月三十日・大晦日(おおつごもり)、一年の最終日です。

翌日は、春節(お正月)です。
十二月のことを「臘月」とも呼び、「臘祭」が行われる月、「臘梅」の花が咲く月…。その由来だとの説があります。
我が家の臘梅は、すでに盛りを過ぎています。壁際なので陽溜まりで、寒風が当たらなかったためと思われます。

今日は近くの小学校の卒業式で、参列してきました。本当に久しぶりの体験でした。大規模校で、卒業生は6クラス189名。校長先生が、ひとりずつ名前を呼んで授与しました。低学年児童も、よく辛抱していました。
最高学年としてよく頑張ったこと、被災地に学用品を届けた児童会活動…。素直な気持ちに感激しました。
卒業式は、人生にとっても数少ないセレモニーの一つです。保護者、先生方、地域の人たちに感謝(おかげさまの気持ちを胸に刻んで、巣立っていってほしいものです。
式の進行は、昔とは、随分と様変わりしています。送辞、答辞はありません。来賓による長いお話もありません。卒業生、在校生(低・中・全体)、先生が、それぞれのパートを歌って、気持ちを表します。
最後に、一同全員で「校歌」を歌いました。少年少女の旅立ちに相応しい、清々しさが感じられて、素晴らしい卒業式でした。
遠い昔の自分の卒業式…、かすかに思い出されました。
雨降りの予報でしたが、雨量は夕方5時に0.5ミリとわずかでした。
アメダス、最低気温は0.3度(2時)、最高気温は9.9度(16時)、暖かい一日でした。