「ピンク猫柳」、ピンクに見えるわけは…。

うす日で、八分に開いた「クロッカス」

3時に目覚めてしまいました。「如月二十八日」・細いお月さまを、期待していたためかも知れません。ラジオ深夜便は、卒業にまつわる歌を流していました。アラームを5時に掛け直して一眠り…。5時を少し回ってから外に出て見ましたが、残念、曇り空でした。
不安定なお天気、また春霞の季節ですから仕方ありません。あきらめました。明朝はもっと条件がよくありません。
日中も、空は霞んで弱い日差しでした。画像、「クロッカス」の花は、お昼過ぎにようやく八分ほどに開きました。(13:30)」カタクリの花も、同様に半開きで終わりました。
ネコヤナギ(猫柳)の花穂…、部分的に色の違いが見られました。
雄花の小花が、次々に咲き始めたのです。

近寄って、色の違う部分をよく観較べました。

黄色の部分は、雄しべの葯(花粉袋)から溢れ出た花粉です。
赤い部分は、まだ閉じた状態の葯(花粉袋)です。
銀色の部分は、綿毛で、雄しべの葯がまだ内側に隠れています。
この猫柳は、「ピンク猫柳」と呼ばれる品種で、雄しべの葯が赤色をしています。花穂が出てからしばらくの間は赤色が透けて、花穂の全体が、ほんのりピンク色に見えるのです。
ピンクが美しいので、生け花材料として、喜ばれているようです。
今日のアメダス、最低気温は氷点下5.8度(2時)、最高気温は8.7度(14時)でした。
春が待ち遠しいです。