待望の雨、地域研修に出かけました。

「明けの明星・金星」。(24.9.2)(4:56)

今日は、楽しみな仲間の会、年に一度の地域研修会当日です。お天気が心配で、5時前の早朝に目覚めました。まだ夜明け前です。
早朝に降った雨は上がっていました(雨量は2.5ミリ)。西空には昨夜の残月が雲を透かして、見え隠れしています。
画像、東の空には「明けの明星・金星」がギラギラと輝いています。(4:56)
『星空ガイド』によると、光度はマイナス4.2等星です。午前2時頃には、東の空に昇る…と、あります。
望遠レンズでも撮れないことは知りながら、シャッターを切ってみました。
30分ほどすると空が明るくなり、西空に朝焼け雲が…。
雨雲は、東から西に流れて行きます。佐久地方では、雨になる兆しとされています。(5:28)

アメダスで、雨雲の分布画像を出してみました。

どうやら、お天気はすぐには晴れないようです。
8:30、19名が集合、車に分乗し研修場所に向けて出発しました。
先ず、「臼田宇宙電波観測所」。直径64mの巨大パラボラアンテナ、ご存知、あのはやぶさ」を誘導し偉業を果たした立役者として、あまりにも有名です。霧が巻いていましたが、ラッキーなことに、お椀の内側を見ることができました。

足下には標高の高さを示す植物、「ミズナラ水楢」や「ルイヨウボタン(類葉牡丹)」が見られました。

次に、佐久市天体観測施設、「うすだスタードーム」に寄り、60センチ反射望遠鏡などを見学しました。

空に雲があり、昼間の「金星」を観望できず残念でした。
山を下りて、国の史跡、重要文化財の「旧中込学校」を見学しました。明治8年に落成、「太鼓楼(たいころう)」、「ギヤマン学校」と呼んで、佐久市が誇る文化財です。
最上階には太鼓が吊るされ、外国の都市名まで、見える方角を指し示しています。リオデジャネイロまで記されていて、驚きました。

当時のガラス・ギヤマンは平らでないので、外の景色が歪んで見えました。ステンドグラスの窓もモダンな感じ…、小学生が雑巾がけをするので、廊下はピカピカ…、天然色で写っています。

当時の、教育に寄せる思いの深さをひしひしと感じました。
見学を終わって、近くのレストランで反省・昼食会…。
いつものように、賑やかな情報交換会にも早変わり…、
空き地に、ワラビ(蕨)を栽培して大豊作の話。畑に、竹やぶの進出、その対策。シカ(鹿)やイノシシ(猪)の防除法などなど。「エゴマ(荏胡麻)」だけは、鹿が好まないとか…、新情報でした。
楽しい会も、2時を回ってお開きになりました。
帰宅して一休みして、お湿りのあとは草刈りのチャンス…、大土手の草の刈り払い作業と野菜の収穫に出かけました。1時間ほどして、また雨降りに…、これ幸いと帰宅しました。
結局、今日は一日中雨模様でした。
アメダス、最低気温は18.8度(4~5時)、最高気温は25.0度(13時)。雨量は、6.5ミリ、プラスαでした。