東南東の風、強し…。

天気が崩れる予報。(25.3.23)

春のお天気は、定まりません。
佐久地方は朝から「濃霧注意報」、空はすっかり曇っています。
アメダス、最低気温は氷点下0.6度(5〜6時)冷え込みもありません。
連日の「乾燥注意報」には辟易しています。テレビでは、「西の方から天気が崩れる」予報です。
折角、桜が満開だというのに…。
わが家の桜で開花の二番手は、ジュウガツザクラ(十月桜)」になりそうです。
先日、佐久平駅の植え込みでは、ぽつぽつと咲き始めていました。

同じ佐久市でも早い開花は、ホームの南側、北風が当たらない日だまりのためかも知れません。
「十月桜」は、『広辞苑』には「四季桜」の別称とあります。引用します。
ヒガンザクラの一品種。小木で枝細く、花は小形で白色または淡紅色。多少八重となる。
10月頃から開花し始め4月まで、冬中もすこしずつ咲く。

この咲き方は、開花前の休眠が曖昧なためと説明されます。
つまり、初冬の暖かい時期に春が来たものと、間違えるというわけ…。
厳寒の佐久地方では、10月に咲くのはわずかで、大部分は春に咲きます。
これからが楽しみです。
花壇では、今日も「クロッカス」の花が独壇場です。

日中、日差しがある割には寒く感じました。
それは、ずっと東南東の風が吹き続けていたためと思われます。
アメダス、最高気温は10.6度(16時)、気温も予報ほどは上がりませんでした。
「如月十三日」のお月さまが、東の空にほんのりと輝いて、昇りました。
(18:00)

「朧月(おぼろづき)」とは、このようなお月さまなのでしょうか。
ホトトギス俳句季題便覧』に、春四月
おぼろな春の月をいう。ぼんやりとかすんだ月はまことに春らしい。
月朧(つきおぼろ)
くもりたる古鏡の如し朧月 (高浜虚子
温泉の町や海に上りし朧月 (高浜年尾