今朝も冷え込みました。
霜注意報に用心して、縁側に置いた鉢物には布をかけたり、部屋に取り込んだり…。
しかし、外の草木はどうしようもありません。
「ロードデンドロン・吉野」や、「タンチョウソウ(イワヤツデ)」の花が、また、「ロウバイ(臘・蝋梅)」の葉が、霜害で萎れていました。
アメダス、最低気温は氷点下4.0度(5時)で、昨朝より下がりました。
でも、日中は穏やかな天気になるようです。
予想最高気温は、19度(プラス8度)と、昨日よりはずっと暖かくなりそうです。
そこで、春の遅い北信濃方面の「桜」はどうだろうか…、思い立って、上信越道を中野・豊田ICで下りて、中野市から山ノ内町の湯田中までドライブしました。
高台から、「北信五岳」の「飯綱」、「黒姫」、「妙高」が望めました。
信州中野は、土人形の里、敬意を表して「日本土人形資料館」を見学しました。
干支の動物など素朴な味わいに好感が持てました。
懐かしさから、長野電鉄・湯田中駅に立ち寄りました。
駅前の「ソメイヨシノ(染井吉野)」が満開でした。
スピーカーから、懐かしい「美しの志賀高原」が流れていました。
しかし、若い頃に訪れた頃とはまるで様変わり…、温泉客、スキー客の変化と納得しました。
若さのがむしゃらで、スキーで志賀高原から湯田中駅まで下りて来たこと…。今ではとても、信じられませんが…。
橋を渡って292号線を志賀高原方面へわずかに走ると、道の駅「北信州やまのうち」。昼食、お蕎麦をいただきました。
駐車場から、北信五岳の「斑尾(まだらお)山」(1382m)が眼前に迫りました。
この「斑尾山」が、唱歌「ふるさと」の「兎追いしかの山…」の山であると聞いたことがあります。
ネット検索してみました。一部、引用します。
斑尾高原は唱歌「ふるさと」の発祥の地であり、作詞者の高野辰之先生は斑尾山の麓、旧豊田村の出身です。
うさぎ追いしかの山のかの山は斑尾山を指し、小鮒釣りしかの川のかの川は斑川を指しております。
その自然豊かな北信濃の風情を望郷の感にかられて作詞したと言われております。
旧豊田村・斑尾高原は、こちら山内の反対側です。
こちら側も、身近な里山であることが分かります。
駐車場の土手には、「スイバ(酸葉)」が花をつけていました。
「土手のすかんぽジャワサラサ…」の「すかんぽ」です。口をついて出ました。
「ソメイヨシノ(染井吉野)」と思われる花が、まだ、咲き始めでした。
さすが、志賀高原の登り口です。桜前線はやっと到達したところです。
「弥生十四日」のお月さまは、霞んだ空に昇りました。(18:11)
「朧月」、外に出て眺めていると、「春宵一刻、値千金…」まさに至福の時間です。
今日のアメダス、最高気温は15.1度(15時)。
予想ほどは上がりませんでしたが、春の陽気でした。