記念樹、「里桜・関山」が咲きました。

「チュウリップ」の花に水滴が…。

明るい朝日が、窓から差し込んでいます。
定まらないお天気が続き、こんな晴天は、久しぶりのことのように思います。
気象予報士は、「雨上がりの濃霧に注意…」と告げましたが、よく晴れています。
外に出てみると、確かに、草木に水滴…、地面はしっとり濡れています。
画像、まだ花びらを窄めたチュウリップ」の花にも水滴が…。

アメダス、日付が替わった頃に、1ミリの雨量を記録しています。
予想最高気温は、20度(プラス7度)。どうやら、格好の洗濯・布団干し日和です。
孫娘の入学記念樹、八重桜の「里桜・関山」の花が、ようやく開きました。

花に、近寄って観ました。

この桜の木、「里桜・関山」は、孫娘の小学校入学記念樹です。
実は、娘(孫の母親)の入学記念樹がこの樹種でした。
長い間、庭先で楽しんできましたが、昨年、枯れてしまいました。
グッドタイミング?で、代替わりの記念樹にしたというわけです。
この樹種は、「雌しべの葉化現象=先祖帰り」が見られることで有名です。
『身近な植物から花の進化を考える』(小林正明に、「八重桜「普賢象」を例にした記述があります。一部引用します。
〜雌しべは2本の角のような突起になっています。
この雌しべをよくみると、葉が主脈に沿って2つに折れた形をしているのです。突起が2つありますから、2枚の葉が向き合った形をしています。葉の先端は少し尖って、雌しべの柱頭の形と似ています。(以下略)
この現象を知ってからずっと、前の花で楽しんできました。
今日、代替わりの花でも、よく観るとわずかに確認できます。
これからが、また楽しみです。
予報通り、日差しが強く気温も上がってきました。効果覿面に、「チュウリップ」の花が開きました。
 
さらに開いたところで、花の内側を覗いてみました。

ユリ科の花、内花被、外花被が各3枚、雌しべや雄しべが確認できます。
午後は、陽気につられて、久しぶりに野良まわりしました。
先ず、ジャガイモも発芽を確認し、もうしばらくは遅霜が心配なので、増し土しておきました。
下仁田ネギの苗を仮植え、里芋の種芋を埋めました。
その後短時間、耕耘機を転がしました。
GWは、いつもの年のように野良仕事に専念します。
夕方から夜、空には黒い雲が現れました。
なんとか雲間に、弥生十六日」のお月さまが現れました。(19:01)

ほとんど真ん丸お月さまですが、望(満月)は、明日の日付、早朝、4:57とのことです。
アメダス、最低気温は6.5度(6時)、最高気温は20.4度(16時)。
明日、午後は雨予報…、作物にとってはありがたいお湿りです。