松の「みどり」を摘みました。

伸び始めた、松の「みどり」。(25.5.6)

霜予報が出ている割には、暖かい朝です。
アメダス、最低気温は4.3度(5時)、予想最高気温は25度(プラス4度)。
これにはびっくり…。「日焼け注意」、「熱中症注意」と気象予報士が告げました。
この春、初めてのことと思います。いよいよ初夏だなー。
外に出ると、うす雲がかかり「霞空(かすみぞら)」です。
朝の、「弥生二十七日」のお月さまも空に溶け込んでしまいました。
朝日が松の木を照らすと、新芽がずいぶん伸びています。造園用語で「みどり」と称します。

この時期に適当に摘み取ることが、松の木の世話として重要です。
徒長すると、松の木の見栄えを損なうからです。
「みどり摘み」作業が、この時期の懸案でした。
今日あたりがグッドタイミングなので、始めました。
風が出てきましたが、冷たくないので、かえって仕事が捗りました。
「ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)」が咲き始めました。
早咲きの「アズマシャクナゲ(吾妻石楠花)」が霜害を受けてしまったので、嬉しい限りです。

1個の花に近寄って観ました。

日本産、原種シャクナゲの中でも一番美しいと評判です。
裂片が7枚と多く、雄しべの数も14本と多種より多いことが豪華さを感じさせます。
栽培も容易で、背が高くなるのも迫力を感じます。
これから、本シャクナゲ屋久シャクナゲなどが、次々に咲くので楽しいです。

今日は、最高気温は23.9度に止まり、夏日は免れました。
明日はまた「西高東低の冬型気圧配置」、寒くなります。
そして、相変わらず霜注意報と乾燥注意報が続きます。