「立秋」、真夏日に逆戻り…。

「ホウセンカ(鳳仙花)」の花。(25.8.

早朝、ラジオを夢現つで聞いていました。
目覚めてから、番組は定かではありませんが、沖縄民謡の「ティンサグヌ花」だったことを思い出しました。
ご存知、ホウセンカ(鳳仙花)」のことで、「花で爪を染めるように、親の教えは肝に銘じなさい…」の意味だと理解しています。
二十四節気は早くも立秋です。時候の挨拶は、残暑見舞いということになるわけです。
ところが、お天気は今日から「真夏・猛暑」に逆戻りだそうです。
気象予報士は、「晴れて、夏の強い日差しが照りつけ、広い範囲で猛暑になる…」と、告げました。
佐久市の、予想最高気温は33度(プラス5度)というから、覚悟を決めなければなりません。
「賢治を読む会」8月例会で、佐久市立中央図書館へ出掛けました。
玄関脇のバケツ稲・賢治ゆかりの「陸羽132号」イネも、穂が透けて見えます。

稲が穂を孕む、「穂孕み期」に入りました。
今日は、旧暦七月・文月朔日(ついたち)、一説に文月(ふみづき)は、「穂含み月」の意味とか…。
「書物(文)を虫干しする月…」よりは、説得力があるように思います。
ところで、「旧暦、七夕」は8月13日。
子どものころの夏休み、里芋の葉に受けた水玉で墨をすり、書の練習をしたことを懐かしく思い出します。
志賀勝:『月的生活』に由来が書かれています。
棚機(たなばた)女のこと、棚機(たなばた)の上達への願いから、中国の「乞巧奠(きっこうでん)という行事とも関わり、女子が技芸上達を祈る日として定着してきました。
また、藤巻壬彦:『年中行事のしきたりと祝い方』に、祖霊まつりとしての七夕があり、盆行事との関わりが説明されていました。
テキストは、「花鳥童話集」の一つ「めくらぶだうと虹」を読みました。
夕方、「ひろば」へ行き、昨夜の大雨の流れ具合を見ました。
一部で決壊が見られ、わずかに土砂が流れ出ましたが、概ね雨水を植栽場所に浸透させる効果が確認できました。
今日は念のために溝を深めたので、よほどの雨が降っても安心です。

アメダス、最高気温は32.6度(16時)、暑い日でした。
でも、朝夕は涼しいのでありがたいことです。