雨は、夜になって雪に変わりました。

縮んでいない「アオキ(青木)」の葉。

朝から、天気予報は、南岸低気圧による天気の崩れを報じています。
暮れ以来雪が舞った程度で、今日こそ待望のお湿りが期待されます。
アメダス、最低気温は氷点下6.0度は2:50の記録で、その後は気温が上がり始めています。
「アオキ(青木)」の葉は、縮んでいません。この時期にしては珍しく、冷え込みがないからです。
今日は、「賢治を読む会」の1月例会です。
先ず「暦」の話で、旧暦、一月八日。新暦とは、ちょうど一ヶ月遅れです。
このようなことは、『月と季節の暦』の志賀勝さんによると、19年に1度の珍しいことだそうです。
この現象は、19年ごとの月のリズム(235ヶ月)と太陽のリズム(19年)がほぼ一致することに由来します。
季節の植物として下の写真、ロウバイ(臘・蝋梅)」と「ウメ(梅)」、「アジサイ」と「オニグルミ」の冬芽・葉痕(印)を紹介しました。

アジサイ」の冬芽と葉痕(印)です。

こうしてみると、冬期間の観察も楽しいものです。
12月の異称「臘月」は、「臘祭・日」が行われる月、「臘梅」が咲く月が由来であるとの説があります。
峠の向こうの群馬県や埼玉県では、「臘月」の暦通り「ロウバイ(臘梅)」が咲いています。
厳寒の佐久地方で、ロウバイ(臘梅)が旧暦の十二月(臘月)の内に咲いてくれるでしょうか?
テキストの輪読は、ねずみ三作の最後「クンねずみ」を読んでまとめになりました。
なお、読書会「賢治を読む会」について、Fm放送の取材を受けました。
夕方になって雨が降り始め、夜、9時頃から雪に変わりました。
「アオキ(青木)」の葉に積もり始めた淡雪です。

佐久地方には、「大雪・着雪」注意報が出されました。
春の湿った雪、積もらないことを願っています。
アメダス、最高気温は7.7度(12:10)、春の陽気でした。