「正月十三日」のお月さま。

建物北側の道路、雪かき。

相変わらず、朝は冷え込みます。アメダス、最低気温は氷点下7.6度(0:10)
空を見上げると、雲が多く春の気配が漂っています。
日中は、日差しの温もりが感じられるという予報です。
建物の北側には雪が残っていて、通行の妨げになっています。
小学生の通学路にもなっているので、今朝も近所の皆さんが雪かきをしていました。
庭先の日あたりのよい所には、雪割草と愛称される「ミスミソウが、花芽を擡げています。

「賢治を読む会」2月例会で、佐久市立中央図書館に出かけました。
会の進行係が、ソチ五輪高梨沙羅選手に労いの言葉をかけました。
同感です。「金メダル」に期待をかけ過ぎては、選手に酷です。
「運が味方しなかった。糧にしてほしい…。」原田雅彦(談)
今日は、旧暦、正月十三日。「謹賀 甲午年新年」の話から始めました。
志賀勝:『月と季節の暦』に親しんでいきましょう
沖縄・八重山の童謡、 「十三夜の月」の記事を紹介しました。
月がいちばん美しいのは十三夜の月
娘がいちばん美しいのは十七歳…

志賀勝氏の解説によると、民俗学者柳田國男が、意味不明の日本の童謡「お月様いくつ、十三七つ、まだ年は若いな」の意味をこの歌に求めたのは有名な話です。と、あります。
「季節の植物」は冬越し中の枝、「ネコヤナギ(猫柳)」の花穂、「アジサイ」の葉痕(印)、サンゴカクモミジの赤い枝を紹介しました。
ピンクネコヤナギ、ピンクに見えるわけは、花穂の雄しべ(葯・花粉袋)の赤色が、透けて見えるためです。
3月半ばになると花が開いて、花粉袋から黄色の花粉が見え始めます。観察が楽しみです。

文・写真 赤田秀子:『イーハトーブ・ガーデン』ー宮沢賢治が愛した樹木や草花 も、回覧して推薦しました。

テキスト、「けだもの運動会」と「十力の金剛石」前半を読みました。
狐や虎の主張した競技種目は、それぞれ自分中心の身勝手なものであった。象が提案した「鉄棒ぶら下がり競争」が「公」平なものとして獅子に採用されるが、「公平」なはずの競技も、獅子と象と豹が入らなかったことで早くも例外をつくる。〜
動物寓話として、人間社会を風刺している興味深い内容でした。
「十力の金剛石」については、賢治童話の特徴とも言えるオノマトペを紹介しました。
期待の「正月十三日」のお月さまです。
夕方、東の空に昇りました。カラマツの枝と一緒に撮りました。(16:22)

暗くなってからは、ほんのり輝く、美しい「十三夜」のお月さまでした。(18:07)

アメダス、最高気温は2.2度(14:30) 風が無く穏やかでした。
しかし、またまた「低温注意報」…、春はまだ遠いです。