「清明」、「ミニ水仙・テターテート」が咲き始めました。

「白銀の浅間山」。(26.4.5)

早くも、二十四節気清明(せいめい)」を迎えました。「清く明るい気が満ちる」という意味です。
つい先頃、春のお彼岸・「春分」だったのに…、月日の過ぎる速さに驚きます。
今朝は氷点下の冷え込みで、空気は冷んやりとして寒いくらいです。
アメダス、最低気温は氷点下0.2度(5:10)、日中も気温は上がらないようです。
画像、「白銀の浅間山、昨日の雨が高山では雪だったのです。
「ケイオウザクラ(啓翁桜)」の花が、青空に映えています。

切り花にされる早咲きの桜ですが、佐久地方では冬越しして、4月初めの今頃に開花しました。
望遠レンズで、近づけて撮りました。

東京では、「ソメイヨシノ」が散り始めていますが、佐久地方の「ソメイヨシノ」はまだ蕾で、開花は20日頃になりそうです。
寒暖差で、開花がずいぶん違うのです。
一方、カタクリ(片栗)」の生長の速さには、目を見張る思いです。
とうとう、昨日までの葉の包みを脱いで、今朝は花茎を擡げました。

この生長の速さは、「スプリングエフェメラル」の宿命と言えるでしょう。
あの可愛い花は、もうすぐです。楽しみです。
左右の葉の大きさの違いにも注目してよく観てください。
大切な花を保護するための、巧妙な進化の賜物…と、言えるでしょう。
水仙の芽もぐんぐん伸び出して、「ミニ水仙・テターテート」が咲き始めました。

「鉢花」は、2月ことから花屋さんの店先に並んでいましたっけ…。
「ひろば」の植栽チームの打合会があり、出席しました。
観察の楽しさ・面白さを実感していただこうと、この時期に開花し始めたサンシュユ(山茱萸)」、「ダンコウバイ(檀香梅)」などを持参しました。

ハウスで育苗管理したポット苗も、見せていただきました。
「シデシャジン(四手沙参)」、「バーベナ」、「アルゲモネ(薊芥子)」、「オルラヤ」、「マツバボタン(松葉牡丹)」など…。
マツバボタンが開花していることに驚きました。
「弥生六日」のお月さまです。4時をまわった頃には、頭の天辺にかかりました。(16:04)

今日一日、強い西風が吹いて寒い日でした。最高気温は10.6度(13:40)。
明日は真冬並みに冷え、長野県内に「大雪注意報」が出されました。