朝、よく晴れて冷え込みました。
アメダス、最低気温は7.1度(4:30)、そろそろ降霜も心配な気温です。
青空高く、「長月二十一日」の残月が浮かんでいます。(8:00)
「キクイモ(菊芋)」の花と一緒に撮ってみました。
秋の空と◯◯は、何とやら…、空が曇ってきました。
午後2時頃には、小雨がばらぱら降り始め寒くなってきました。
早くも、しぐれ(時雨)の季節に入ったようです。
「ひろば」の賢治ガーデンに、賢治作品に登場する木「ドロヤナギ(泥柳)」の幼木を植え付けました。
広辞苑には「白楊」の漢字があてられ、ドロノキの別称とあります。
地元では、「どろの木」とも呼んでいます。
ブリタニカから一部を引用します。
Japanese poplar (日本のポプラ)ヤナギ科の落葉高木。デロともいう。
〜樹皮はなめらかで暗灰色。葉は広卵形ないし楕円形で微細鋸歯をもち葉脈がよく見える。
〜材木として利用できないほど材が軟らかいのでドロノキの名があり…。
辞書類には載っていませんが、細工のし易さから、八日堂縁日の縁起物「蘇民将来符」の材料になります。
なお、東北地方の「鹿踊(ししおどり)」の髪としても使われるそうです。
次は、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』の叙述、「ドロ柳」です。
藤村と同僚の教師、丸山晩霞(ばんか)先生がスケッチした「ドロ柳」、描いてみたいものです。
帰宅の途中、田んぼに寄り道しました。
稲刈りが済まない田んぼは水浸し、乾くまでにあと1週間もかかるかなー?
隣の畑では、春菊と大根が気持ちよく生長しています。
野良土産の「おろ抜き大根」です。春菊を摘むと、指がカジカんでしまいました。
アメダス、最高気温は14.1度(11:10)、ずいぶん低い気温です。