「賢治を読む会」11月例会。

昨夜・「閏九月十九日」のお月さま。(2

昨夜、就寝前に「閏九月十九日」のお月さまが昇っていました。(23:31)
「寝待ち月」とか「臥(ふし)待月」と呼ばれます。
こんな時刻まで起きていたんでは、ずいぶん宵っ張りの生活と言えます。
「十九夜待」の行事は、今も行われている地域があります。
朝、どんより曇り空に、葉が落ちた柿の木に「守り柿」がぽつんと残っています。

今日は、「賢治を読む会」11月例会です。
植物標本の紹介で、「大菊・北斎巴錦」と「野菊・泡黄金菊」を持参しました。

先ず、季節と暦の話…、二十四節気立冬」、第2候:地始凍
171年に一度の珍しい、「名月・後の十三夜」を資料の写真を見ながら話題にしました。
今年二度目の「名月・十三夜」 26.11.5 18:13撮影

ここ数年、11月例会には、注文の多い料理店』「序」を話題に、朗読することにしています。
そのわけは、「十一月」の叙述があるからです。一部を引用します。
〜ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のなかに、ふるへながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、わたくしはそのとほり書いたまでです。〜
小春(旧暦、十月の異称) warm autumn day (読売新聞より)
A period of balmy spring-like weather from late autumn to early winter is called an “Indian sammer ” in the US.There is a theory that Native American Indians stored food in preparation for winter on warm autumn days.
テキストは、「十月の末」を読みました。

午後m「ひろば」行くと、かなり強い風が吹いていました。
あまり、冷たさは感じられません。
仲間たちが、パンジービオラプラグポット苗を定植していました。

近寄って観ると、なかなか可愛い顔つきをしています。

アメダス、最低気温は4.5度(0:10)、最高気温は17.2度(15:30)
特筆すべきは、最大風速が6m/s 南西の風を記録しました。(17:40)
就寝前、「閏九月二十日」のお月さまを撮りました。(26.11.13)(23:10)