12月1日、「カレンデュラ」が咲いていました。

テレビ画面、「天気予報」。(26.11.30)

目覚めると12月1日。ラジオで、「カレンダーが残り1枚になってしまいました。」のお便りが…。
就寝中の暖房も無く季節外れの暖かい朝アメダス最低気温はなんと、9.8度(2:30)の高温です。
昨夜の予報では、今日は雨模様の一日になりそうです。
庭先のコトネアスターの実を、ヒヨドリ(鵯)がねらっているようです。

気休めに、鳥避けのため、オベリスクにネットを卷いてみました。

でも、株元には啄みそこなった実が落ちています。

雨は降りそうも無いので、「ひろば」へ出かけました。
賢治ガーデンには、曇り空なのに、キンセンカカレンデュラが咲いていました。


今日は12月1日。まさに「冬」の季節になりました。
キンセンカ(金盞花)」は、冬にも咲くというので「冬知らず」とも呼ばれます。
また、学名・属名「カレンデュラは、カレンダーの語源、ラテン語カレンダエ(月のはじめ・ついたち)に由来するとか…。
冬の季節、月のはじめの今日、名前に偽り無く咲いていたので、納得・感心しました。
「ヒメイワダレソウ」植栽地の雑草・クローバー抜きをしていると、小雨が降り始めました。
「太陽のひろば・芝生」もしっとりと濡れています。

霜よけによって冬越しができるか、実験用に、「鉢植え」を持参しました。

アメダス、トータル雨量は5㎜、春雨のようなお湿りでした。
夕方から夜にかけても雲が切れません。「十月十日」のお月さまも出たり隠れたりでした。(16:49)

30分後、雲間にくっきりと現れました。(17:19)

「十月十日」は、伝統行事の「十日夜(とおかんや)」です。
佐久地方では、限られた地区で行われますが、月遅れの11月10日あたりの日に、公民館活動として行われるようです。
「とおかんや、とおかんや、とおかんやの藁でっぽう、夕飯食ったらぶっ叩け…」と、歌いながら、藁鉄砲を地面に打ちつけます。
もぐら脅かし、作物収穫に感謝する、子どもの伝統行事です。
子どもの頃には、夜になるのを待って、ガキ大将を立てて、隣の地区へ乗り込んで行きました。
喧嘩ほどではありませんが、結構スリルが…。この行事を、親たちはどう思っていたのかな、ふっと頭を過りました。
旧暦の十日ならば、お月さまは煌煌と、月明かりの中で行われます。
昨日、志賀勝さんのお話、伝統的な行事は「月・月明かり」の存在無くしては成立しません。
「とおかんや」の行事も、夜に、月明かりの中でやってほしいものです。
明日は、西高東低の冬型気圧配置になり、内陸の佐久地方は、冬晴れの予報です。
佐久地方以外の長野県内の天気予報、「雪だるま」マークが並んでいます。

アメダス、最高気温は14.2度(12:00)でした。