「ザイフリボク(采振木)」が花開きました。

昨日、植えたばかりの「ナスタチウム」

朝の天気も、まるで夏のようです。
佐久地方には、霜注意報や乾燥注意報が、出されているというのに…。
アメダス、最低気温は8.1度(5:40)で、寒さはまったく感じません。
昨日、道路わきに植えたばかりのナスタチウムです。

完全に根付くと、花や葉に生気が出てくるはず…、楽しみです。
今日で4月が終わり、草木は更に活動期に入ります。
期待の「ザイフリボク(采振木)」が、今朝見ると花が開きました。
シルバーリーフも青空に映えて、清々しい気分にしてくれます。

別名を、「シデザクラ(四手桜)」とも言い、その名は、白く細長い花びらが、四手・垂(しで)に似ることに由来します。

「ひろば・賢治ガーデン」に、2本植栽されていて、うち1本が花を着けています。
因みに「ジュンベリー」は、アメリカザイフリボク(采振木)」と呼ばれます。
花びらや葉の色など、在来種の「ザイフリボク」に軍配が上がります。
どうか、洋の東西、両方の采振木を見較べてみてください。
『草刈籠』(木村素衛)の随筆から一部を引用します。
〜あちこちに柔かい葉が数片ずつ一ところから群れ出て、そこへ一苞数花の花が細長く弱々しいさみどりの花柄の先きにつくのである。
花辯は五つあるが思い切り長細く、色は単に白いといってしまふよりも私には英語のsilverly white といふ言葉の持ってゐる感じがそれだと思ふ。〜
流石は教育哲学者の文、葉についても独特な感じ方で書いていて、感心します。
お昼頃に、「休耕田」に出かけました。
耕作放棄地にしないため、近年は「景観保全作物」用水田として、管理を促しているようです。

まだ、本格的な農作業は始まっていません。
用水水口の「ビオトープ」に続けて、超ミニ水田(黒く見える画面)を用意しました。
弥生十二日」のお月さまは、だいぶ丸くなりました。
アメダス、最高気温は23.8度(14:40)、東風が吹いて雨が期待されました。
でも残念、雨は一粒も降りませんでした。