「真夏日」、「翁草」が冠毛に…。

炎のように燃え盛る「蓮華躑躅」の花。

ラジオの気象予報士が「外出時には、万全の紫外線対策を…」と、警告しています。
関東甲信の中で佐久地方も、暑くなる予報です。

アメダス、最低気温は9.6度(5:00)、確かに、朝から真夏のお天気になりました。
レンゲツツジ(蓮華躑躅)の花が、炎のように燃え盛っています。
隣には、「ヤブデマリ(藪手毬)」の白い花が咲きました。

辺り一面が清々しく、気持ちがいいです。

「ひろば・賢治ガーデン」に移植した挿し木苗も、花が咲きました。
株元が乾いていて、雨がほしいですが…。
NHK番組「あさいち」で、山形県置賜地方の「うこぎ」を紹介していました。
上杉鷹山公が奨励した「ウコギ」の利用です。

我が家の「ヒメウコギ」は、米沢の公園で頂いた挿し穂から育てました。

日中は朝の薄雲が切れて、青空に「弥生二十六日」の細いお月さまが、浮かんでいます。

明朝は暗いうちに、二十七日の細いお月さまを観ることにします。
野菜苗を買いに、軽トラで出かけました。運転中、暑さに汗が滴りました。
夕方遅く、涼しくなった「ひろば・賢治ガーデン」へ出かけました。
圧巻は「オキナグサ(翁草)」、期待していた「冠毛」です。

同じキンポウゲ科の「オダマキ苧環」とともに、独特の雰囲気を見せてくれました。

花が終わると、ふさふさした冠毛をもつ果実ができますが、この姿を老人の白ひげに見立ててこの名があります。
〜翁草は、絶滅危惧種になっていますが、それは、戦前までは里山に形成されてきた茅場や採草地など、翁草が好む、定期的に火入れをする草地がなくなってしまったことが現因の一つです。〜
隣には、「ノボリフジ(ルピナス」が、対照的な迫力を見せています。

帰りの車のラジオで、「佐久市が30.1度の真夏日になった」と、報じました。
アメダスの表示は、最高気温は29.9度(14:10)でした。