「賢治ガーデン」にも、秋雨が…。

早くも暗雲の覆う、今朝の空。

5連休明けに合わせたように、お天気は下り坂…。
気象情報は、西日本から雨になることを、報じています。
今朝の空には、早くも暗雲が覆いお日さまは霞んでいます。
今日は、Fm放送で「ゲッカビジン月下美人」について話します。
数日前に咲いた花が、気温が低めだったためか、まだ咲き終わったばかりのように見えます。

これを実物標本として、放送スタジオに持参します。
それと、NHKのステラMOOK『ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句』から、ゲッカビジンを紹介します。
月下美人大きな声は出さず見る 加藤楸邨
花言葉ただ一度だけ会いたくて
玄関先には、「ドイツスズラン(鈴蘭)」の実が赤く色づきました。

全草が有毒の鈴蘭ですから、間違っても口に入れてはいけません。
賢治童話にも数多く登場する、魅力的な赤い実なんですが…。
特に小さな子どもがいる家庭では、要注意です。
魔の木曜日!「可燃ごみ」が今朝もやられました。

カラス(烏)にとっては、とんだ濡れ衣…?
魚の骨でも狙うネコ(猫)かも知れません…?
汁気はすっかり切って、狙われそうな残滓は古新聞などで、しっかり包んで出してください!
地域住民としての、基本中の基本のマナーです。
ゴミステーション前の住民から、どうかお願いします。
お昼頃、予報より早目に雨が落ち始めました。
放送資料を、交流ひろばの事務所立ち寄り、届けました。
冷たい秋雨の「賢治ガーデン」には、一層秋の気配が感じられます。
「赤花ソバ(蕎麦)」の花です。「ミゾソバ(溝蕎麦)」雰囲気は似ています。

「ホウキグサ(箒草)・コキア」が紅葉し始めました。

奥の、「コガマ(小蒲)」の穂などとともに、しばらくの間、秋が楽しめます。
今日の放送内容を略記します。
サボテン科の多年草、「月下美人
(1)名は、昭和天皇にちなむ(湯浅浩史:『花おりおり』より)
皇太子時代に台湾を訪れた際に、名を問われた田健治郎総督がとっさに答えた「月下の美人」が定着した。
(2)挿し木(芽)で広がった、温室観葉植物
原産地は、メキシコから中米のジャングル。
普通は結実しない自家不和合の花。
日本で栽培されている種は、台湾から持ち込まれたクローン種。
CD曲:「十五夜お月さん」(芹 洋子)
(3)いつ咲くかと、観察が楽しみな花
小柳康蔵:『おじいちゃんの植物記』より
広い葉(正しくは茎節)の縁にポツンと出来た赤い粒。
一週間もすれば分かる、まぎれもない花の蕾。
むっくり起きる、サキソホンのような形。
全体が10センチも長く大きくなって、「今日の夜だぞ!」
開き始め、すてきな香りが立ち込める。
翌朝には見るも哀れな姿でうなだれる。
(4)ぬめりのある食感
ネットのレシピで、酢味噌和えでいただく。
20年来、初めて味わう食感はシャキシャキ、ぬめり…。
『ブリタニカ』には、天ぷらや吸い物などに、
(5)季語 月下美人、女王花(晩夏)
花開く力に月下美人揺れ (藤本三楽)
咲くための吐息香となる女王花 稲畑汀子
月下美人大きな声は出さず見る (加藤楸邨
先日、配り物で地区内を回っていた時に観た、「鉢植えの月下美人も紹介しました。

育てている方に、育て方をお尋ねしました。
挿し芽で更新すると、このようにコンパクトな状態で、花を楽しむことができるそうです。
早速、我が家でも、挿し芽で更新を試みます。
雨は、夜になっても降り続いています。
降り始めてから、10ミリほどになったでしょうか。
アメダス、最低気温は11.7度(5:40)、最高気温は17.9度(10:00)、涼しさ通り越して、寒い一日でした。
佐久市のポイント予報は、明日の午前中まで雨が降り続きます。