冬晴れの甲斐路、山茶花が真っ盛り。

「韮崎・大村美術館」前の「山茶花」

就寝後に目覚めたら、なんとまだ2時頃…。
ラジオで、「サカナくん」の話を興味深く聞いてしまいました。
やっぱり、並の人間ではありません。
朝に起き出したら、小雪がちらちら舞っています。
強い冬型気圧だから、日本海側から強風に乗ってきたものと思われます。
アメダスの雨雲レーダーを見ると、諏訪地方・蓼科山方面から佐久地方を覆い始めています。
10時前、空が明るくなってきたので、「韮崎・大村美術館」に向けて、車で出発しました。
141号線を南に向けて走行、佐久穂町辺りは積雪3センチほど、山梨県に入ると積雪はありませんでした。
甲斐路には、山茶花の庭木や生け垣が目立ち、今、花が真っ盛り…。

信州・佐久よりは、暖かい土地だと分かりました。
ナビのおかげで無事に美術館に着き、大村先生の銅像に敬意を表しました。

この美術館について、大村智館長の挨拶文があります。
〜40年あまり、絵画や陶磁器などの美術品を蒐集し鑑賞しながら楽しんでまいりました。
〜その喜びを多くの人々と共に分かち合いたいとの思いから、平成19年に開館しておりました美術館を平成20年に韮崎市に寄贈させて頂きました。
〜全国にもあまり例を見ない女流作家たちの作品を展示の中心に据えることで、当館の特色を考えております。〜
今回は、企画展「実りの季節(とき)」ー生活の中の果物ーを、テレビの案内で知り、魅力を感じて来ました。
常設展も素晴らしく感動しましたが、ノーベル賞受賞の科学者が、なぜ、美術品の蒐集・鑑賞なのか…。
先生のご著書、『人生に美を添えて』にじっくり目を通してみたいと思っています。
先生の敬愛する山本周五郎は、「全ての芸術は人の心を楽しませ清くし、高めるために役立つべきものである」と、小説「鼓くらべ」の中で語っています。
近くのお蕎麦屋で昼食、先生も好んで召し上がったきしめん風おざらうどん」を頂きました。
混雑対策の限定メニュー、うどんと蕎麦、妻と交換して味わいました。

その後、隣の白山温泉に浸かりました。


寒風吹きすさぶ今日一日、心身ともに温まった嬉しい一日でした。
アメダス最低気温は、0.5度(7:20)、最高気温は、4.6度(0:50)
その後、気温がぐんぐん下がり明朝は厳しい冷え込みになりそうです。