「霜月二十日」は、豆太のお月さま。(27:12:30)

昨夜・「霜月十九日」の残月。(27.12.3

昨夜のポイント予報の最低気温は、氷点下7度でした。
しかし、実際の気温は氷点下9.4度(6:50)と、厳しい冷え込みでした。
7時前、「昨夜・霜月十九日の残月」が空高くかかっています。

今年も今日と明日のみ、お節用の「黒豆」を煮たり、おまけに「蝗の佃煮」を作ったり…。

注連縄・正月飾りのためには、先ず「クリスマス飾り」を片付けないと…。

外の「クリスマスカラー」の植物は、「ソヨゴ」と「ヤブコウジ」。
これらは、お正月にも合うので、そのまま楽しみましょう。
 
今日は、旧暦「霜月二十日」、夜遅くに昇るお月さまの観望が楽しみです。
というのは、『モチモチの木』に登場する「豆太」のお月さまだからです。
それに小3孫娘の国語教材でもあるので、家庭学習でもあるわけ…。
月の出時刻が21:34(長野)と遅いので、写真に撮っておく約束です。
山の端分として30分ほど後で、寒さ対策の重装備で外に出ました。
しばらく待って、東の空に昇りました。(22:12)


宮沢賢治の作品にも登場する月で、賢治がお気に入りでもあります。
このお月さまは、真夜中には空高くかかります。
いっそう寒くなり、臆病な「豆太」が外に出るのを怖がるのも無理がありません。
絵本『モチモチの木』から、一部を引用します。

〜ア?ほんとだ。まるで ひがついたようだ。
だども あれは、トチの木の うしろに、
ちょうど 月がでてきて、
えだのあいだに 星が ひかってるんだ。
そこに 雪が、ふってるから、
あかりが ついたように みえるんだべ」
願わくば、この教材文を学ぶ小3の子どもたちに、「霜月二十日の月」を、真冬の真夜中に、実際に観てほしいものです。
アメダス、最高気温は6.2度(13:40)、日中は、日差しの温もりが感じられました。