「ニワトコ(接骨木・庭常)」の花が咲き始めて…。

初夏を感じさせる「ヤマブキ(山吹)」

予報通り、最低気温が20.9度(5:00)と、冷え込みました。
「霜注意報」ですが、街中には降霜は認められません。
畑のじゃが芋の植え付けも、土を被っているうちは安心です。
冷んやりした空気の中、「ヤマブキ(山吹)」の花や葉から、初夏の訪れを感じさせます。
玄関わきに、ヒカゲツツジ(日陰躑躅)」が、淡いクリーム色の花を咲かせました。

同じ黄色系の花色が、こんなにも違うとは…、観賞の面白さですね。
「賢治ガーデン」への取材が入り、出かけました。
ついでに、植えたばかりの苗に水やりと、新たに「ヤグルマギク矢車菊)と「アシタバ(明日葉)」などの植え付け…。
今日も、地面が乾いて雨が欲しいですが、「乾燥注意報」続いて気がかりです。
取材記者には、「ひろばの植栽」について、4年前のワークショップ参加から、今日のボランティア活動までの経緯を話しました。
「賢治ガーデン」の植栽管理は、次のコンセプトにより実施しています。
◎在来種の伝承と、種の多様性に配慮した植栽により、植物への関心を高める。
◎ローコスト・ローメンテナンスを基本に、観察が楽しめる植栽をめざす。
しかし、実際に植栽して2年経過…、観察園としてはまだ未完成です。
本日、取材を受たことは、ありがたく嬉しいことです。
「賢治ガーデン」に足を運んでくださる方が増えることを、願うばかりです。
タイミングよく「ニワトコ(接骨木・庭常)」が、白い花を開き始めました。
何の変哲もない、林内に自生する在来種です。
宮沢賢治作品、「銀河鉄道の夜」にも登場します。
その髄は、顕微鏡プレパラート・切片作りのために使われる。
「西洋ニワトコ」は、「エルダーフラワー」、サプリメントに使われる。


隣の植栽エリアに、「西洋ニワトコ・エルダーフラワー」が植栽されています。
まだ、幼木のため花はありませんが、花を観察し見比べたいです。

以前から、興味深い話があります。
すみれの花咲く頃」、宝塚(タカラヅカ)歌劇、シンボルの歌についてです。
花の日本史』から、一部を引用します。
〜昭和5年(1930)に上演されたレビュー「パリゼット」の主題歌で、フランス留学から帰ったばかりの白井鉄造の演出だった。
 この歌の元歌は、当時のウィーンでの流行歌「白いニワトコが再び咲くとき」で、フランスに輸入されて、カジノ・ド・パリでは、「リラの花の咲くころ」という題で歌われた。白井が、これを日本へもち帰り、「すみれの花の咲くころ」の歌詞に変えて演じた。〜(以下略)
日中、日差しの温もりは感じられますが、北風が意外に強く吹いています。
「オオヤマザクラ(大山桜)」が、植えられてから2度目の花を開きました。

夕方のテレビで、「大相撲春巡業作場所」が放映されました。
木曽・上松出身の「御嶽海」も登場し、九州力士とともに、「熊本・大分」震災・義援金募金を行いました。
また、郷土佐久、往年の名力士・「大鷲」(本名、伊藤平)とともに、写真に収まりました。

早くも、お月さまは「弥生十三日」、東の空に昇りました。(28.4.19)(18:08)

アメダス、最高気温は20.9度(13:00) 明朝は1度、「霜注意報」。
縁側に出した鉢物の寒さよけに、「カーテン」を吊るしました。