「タチアオイ(立葵)」が咲く、「真夏日」…。

朝日を浴びて輝く、「ナツグミ(夏茱萸

昨夜からよく晴れて、快晴、無風の朝です。
アメダス、最低気温は13.2度(4:50)と、空気は冷んやり…。
鉢植えのナツグミ(夏茱萸)」の実が、朝日を浴びて輝きます。

この熟れた赤い実を見ると、遠い昔の子どもの頃を思い出します。
妹を連れて電車に乗って、山のおばさんの家に行ったこと…。
終戦後の食糧難時代におばさんの家で、「子どもだけでよく来たね」と褒められ、ご飯やグミ(茱萸)の実をお腹いっぱい食べたこと…。
また、「田んぼの水見」を任されて、用水わきの「グミ(茱萸)」の実を食べたこと…。
これらの体験は、残念ながら、今の子どもたちにはありません。
今日は朝から「ひろば」に来園者・団体があり、各植栽エリアを案内しました。
「賢治ガーデン」では、実際の植栽を観ていただき、「種の多様性に考慮した、在来種の伝承」「ローコスト・ローメンテナンス」がコンセプトであり、結果的にナチュラルな植栽園になる…。
後の会で問題になった水やりについては、給水方法などに抜本的な対策が必要…、と、話しました。
「稲・陸羽132号」、「アカザ(藜)」などに、興味をもっていただきました。
「花育(はないく)」を実践している学校、地域コミュニティと花作りにも、話題が広がりました。
「賢治ガーデン」は、早くも真夏の彩り、タチアオイ立葵)・ホーリーホック」の赤花が、ポイントになっています。

帰り道、畑に収穫した「玉ねぎ」が並べられています。
旧、中山道に左折し、車を止めて写真に撮りました。

よく観ると、この土手にもタチアオイ立葵)」の赤い花が咲いています。
例年、こんなに早く咲いたっけ?
さて、中山道といえば、テレビ・再放送土曜時代劇一路「二人の殿様」で、偶然にも当地・「岩村田宿」のシーンを視聴しました。
金子六十両を盗られ困惑する一路…。
岩村田藩の殿様・内藤志摩守と、殿様・蒔坂左京大夫との人間関係…。
築城に金のかかる中、六十二両を用立てた内藤志摩守…。
史実はどうあろうと、当地・岩村田の城近くに住む者にとって、何か誇らしさを感じました。
もう一つのテレビ報道・須坂市の「米子瀑布」が国の名勝に…。
かつての上高井郡仁禮村米子地区、仁禮村は、小生が終戦の年まで9年間を過ごした生まれ故郷、これまた何か誇りです。

夕方、東の空に皐月十四日」のお月さまが昇りました。(19:03)

アメダス、最高気温は30.4度(15:00)、やっぱり真夏日を記録しました。