「芋名月」に、「サトイモ(里芋)」をお供え…。

うさぎの餅つき、「中秋の名月」、

今朝も濃霧…、地面がしっとり濡れています。
アメダス、最低気温は18.5度、日中もすっきりしないようです。
今夜は、旧暦の「八月十五夜」・「中秋の名月なんですが…。
昨夜の、ゲッカビジン(月花美人)」の花が萎れて項垂れています。

画面の上部に見える、もう1個の蕾が、今月中には咲いてくれそうです。
日差しが弱いので、早目に野良回り…。
「ダイコン(大根)」が芽生えていてひと安心、播種後5日目の双葉です。
観ると、「アカザ(藜)」の双葉もお相伴…。

「景観保全作物水田」に回ると用水溝は空っぽ…、稲が熟れて、水が落とされました。
そろそろ稲刈りが始まります。
土手に生えるはずのヒガンバナ彼岸花)」、ようやく数本の花茎が確認できました。

彼方此方(あちこち)で彼岸花の開花を見かけるので、気になっていたので…。
サトイモ(里芋)」を、株ごと抜いてきました。
今夜の中秋の名月」・「芋名月にお供えするためです。

「月見団子」のルーツは里芋だった…。

説得力のあるこの説を信じています。
電子辞書『ニッポニカ』から芋名月を引用します。
陰暦8月15日(十五夜)の名月をいう。
新芋(サトイモ)を掘り、水炊きのまま月前に供えたりして収穫を祝った。
「名月御祝、三方に芋ばかり高盛り」とあり、この日、子供たちが竿の先に釘などをつけて他人の家の供え物をとったり他人の畑の芋を盗んだりしても、大目ににみるというような風習もみられる。
さて、肝心の「十五夜」お月さまは、雲に隠れて出てきません。
雲間に、やっと月明かりが…。(20:36)

アメダス、最高気温は25.8度(14:40)でした。
明日のお月さまも、どうやら望み薄か…。