「賢治ガーデン」は、小春日和…。

「リギダ松」が一部黄葉。

今朝も4時半に目覚めました。
新聞を取りに出て見上げると、「冬の星座」が広がり、「牡牛座」・Vの形がくっきりと、「すばる(統ばる)・プレアーデス」も瞬いています。
「双子座」は、雲がかかって見えません。
ラジオの「每朝だより」、山形県では「雷」が鳴って「雪起こし」とか…。
アメダス、氷点下0.6度(5:30)、気象予報士が、「日中は穏やかに晴れて、小春日和になリます」と、予報しました。
月の初金曜日は「古紙出し」、先月は他出で抜かしたので、二ヶ月分…。
まとめておいたので、慌てずに済みました。
ゴミステーション近くの「リギダ松」が一部黄葉して、落ち葉が始まりました。


ご存知、旧暦十月の異称が「小春(こはる)」、春のような穏やかな日和のことです。
因みに、北米では「インディアン・サマー」、ヨーロッパでは「老婦人の夏」などと、呼ばれます。
島崎藤村の「千曲川のスケッチ」に、「秋から冬に成る頃の小春日和は、斯の地方での最も忘れ難い、最も心地の好い時の」とあります。
次に洗濯、続いて柿の皮むき…。
さて、「ひろば・賢治ガーデン」に出かけよう…、「携帯」が見当たりません。
恥ずかしながら、妻の携帯で呼び出し…、室内には無さそう…。
庭には有るはずだが、マナーモードなので…。
しばらくして、片隅で「ブーブー」を妻が聞きつけ、見つかりました。
昨日の柿取り中に、ポケットから落としてしまったのです。
2日連続の失態だから、面目丸つぶれです。
「賢治ガーデン」で期待は、「リンドウ(竜胆)」の花…。
明るい日差しの中、期待通り開いていました。

同じ花を、横から観ました。

これで、宮沢賢治:「銀河鉄道の夜」の叙述が確かめられました。
「きいろな底をもったりんだうの花のコップが湧くやうに、雨のやうに、眼の前を通り…」
それと、清少納言:『枕草子』(64段)の叙述も、全くその通りです。
 竜胆は、枝ざしなどもむつかしけれど。異花(ことはな)どもの皆霜枯れたるに、いと花やかなる色あひにてさし出たる、いとをかし。
作業は、刈払機を使って除草と、鎌でダリアとカンナの茎を株元から切りました。
少し乾かしてから、処分する予定です。
今朝のラジオ「誕生日の花」で、イヌタデを紹介しました。
賢治ガーデンにも、まだ花が観られました。

「きょうの一句」に、足もとの赤のまゝ見て立話(高木晴子)
花言葉:あなたのために役立ちたい
午後もよく晴れて、夕方には「十月五日」のお月さまがかかりました。(17:07)

アメダス、最高気温は13.5度(13:30)、朝夕は、一層寒さが募ります。