落ち葉の片付け方は、「一石四鳥」方式で…。

日の出前の東の空。(28.11.18)

今朝は、氷点下の厳しい冷え込み、軽井沢は氷点下4度以下、菅平は氷点下8度以下とか…。
佐久は、濃霧注意報、霜注意報の朝です。
気象予報士は、「冷えた分だけ、日中は太陽の温もりが…」と、告げました。
6時に起き出し外を見ると、夜明け前・東の空が明るくなっています。(6:07)
日の出時刻は、6:27(長野)、太陽が山の端に現れるのは、7時近くでしょうか…。
「平尾山(富士)」は、佐久市の郷土の山です。
夏には、この山の北端(画面左側)から、太陽が昇りました。

太陽の位置がだいぶ南に移ったことが分かります。
空を見上げると、昨夜・「十月十八日」のお月さまが光っています。

予報どおり、日中は、穏やかお天気・小春日和になってきました。
落ち葉の季節で、「ひろば・賢治ガーデン」の片付け・冬支度が気がかり…。
午前中から出かけて、作業を進めました。
「トチ(栃)」の落ち葉は大きくて、特に大変でした。
落ち葉の処理・片付けは、「一石四鳥」方式で行いました。
つまり、トラックに乗せて捨てるのでなく、ガーデンで有効活用するのです。
◯木の株元に、落ち葉を掃き集めます。
◯冬期間、株元の保温に役立てます。
◯冬期間、株元の保水に役立てます。
◯いずれ、腐葉土となり役立ちます。
なお、落ち葉が風で飛ばされないように、「堆肥」や「クリーン・ユーキ」を撒いて押さえました。
ねらい通り、役立ってもらいたいものです。
「コナラ(小楢)」の葉が、赤褐色に色づいていました。

「コナラ(小楢)」と言えば、万葉集の歌を思い出します。
下野の 三毳の山の こ楢のす
まぐはし児ろは
誰が笥か持たむ

「みかもの山のコナラのように、きれいなあの娘は誰の妻になるのだろうか」
若い娘の初々しさを、コナラの若葉のみずみずしさにたとえて、「自分の妻になってくれたらよいのに」と願う気持ちが込められている。
春の芽生え・若葉が待たれます。
「ソヨゴ」の葉と実が、青空に映えています。
まさに、クリスマスカラーです。

今日付けの「読売新聞」・県学生科学賞に、「ソヨゴの葉はいつ落ちるのかパート2」が、載っていました。
県教委賞 藤田のどか さん (松川中央小3年)です。
常緑樹の落葉 周期発見
 モチノキ科の常緑樹ソヨゴ。2年生の時、自宅近くの「松川青年の家」が開いた自然観察会に参加し、一年中、緑の葉をつけているこの木が落葉していると知り、興味を持った。
 母親の協力を得ながら、実際に観察を続けると、落葉には5〜6月と9〜10月の年2回のピークあり、気温や雨量にはあまり左右されないとわかった。
小学2年生で、自然観察感に参加したこと、興味を持ったことが、先ず素晴らしい。
常緑樹だって落葉することは、我々大人は常識的に知っている。
その常識に興味を持って、粘り強く観察していることが素晴らしい。
研究の更なる発展に期待します。
「ひろば・賢治ガーデン」でも、このような子どもが育って欲しいす。
アメダス、最低気温は氷点下2.4度(5:30)、最高気温は14.1度(12:40)でした。